オプション

「スタイル・ルール」ぺインの「オプション」セクションを使用すると、ダイアグラムのレベルでさまざまな機能を全体として有効にしたり無効にしたりできます。作業する各ダイアグラムには、固有のスタイル・シートおよびオプションがあります。
ダイアグラムの以下のような側面についてのオプションがあります。
  • 背景
    「背景」オプションによって、ダイアグラムの背景に色、パターン、またはグラフィックを表示できます。
  • 背景地図
    「背景地図」オプションによって、背景地図の追加および、地理参照による (緯度と経度による) オブジェクトの配置ができます。例については、「背景地図の使用」を参照してください。地図のスタイリングの詳細については、『JViews Diagrammer SDK での開発』の「Map レンダラー」を参照してください。
  • 点滅
    「点滅」オプションによって、この機能を利用する記号に点滅を追加できます。点滅の期間を定義できます。点滅のスタイリングの詳細については、『JViews Diagrammer SDK での開発』の「Blinking レンダラー」を参照してください。
  • グラフ・レイアウト
    「グラフ・レイアウト」オプションでは、ダイアグラム内のデータ・オブジェクトの相対的な配置を処理します。「グラフ・レイアウトおよびリンク・レイアウト」も参照してください。例については、「グラフ・レイアウト・ウィザードの使用」を参照してください。
  • 情報バルーン
    情報バルーンはノードまたはリンクに付加されるテキスト要素ですが、表示されるのはオブジェクトがクリックされたときだけです。情報バルーンのスタイリングの詳細については、『JViews Diagrammer SDK での開発』の「InfoBalloon レンダラー」を参照してください。
  • 凡例
    「凡例」オプションによって、ダイアグラムの左下に表示される凡例がアクティブになります。凡例には、説明機能およびフィルタリング機能があります。例については、「凡例の追加およびカスタマイズ」を参照してください。凡例のスタイリングの詳細については、『JViews Diagrammer SDK での開発』の「Legend レンダラー」を参照してください。
  • ラベル・レイアウト
    「ラベル・レイアウト」オプションを使用すると、ノードやリンクのラベルを、ノードやリンクが重複しないように配置できます。
  • リンク・レイアウト
    「リンク・レイアウト」オプションを使用すると、リンクの配置が他のリンクやノードと重複しないように処理できます。
  • サブグラフ
    「サブグラフ」オプションを使用すると、隅にあるノード内のサブノードを表示するハンドルをクリックしてノードを展開できます。このオプションは、XML データにのみ対応しています。サブグラフのスタイリングの詳細については、『JViews Diagrammer SDK での開発』の「SubGraph レンダラー」を参照してください。
  • ズームのしきい値
    ズームのしきい値を使用すると、ズームするときにノードのサイズが小さくなりすぎたり、大きくなりすぎるのを防ぎます。ズームのしきい値は通常、背景地図がある場合に最も役立ちます。地図サイズとノード・サイズが大きく違うことがあるからです。
スタイリング・プロパティーを設定するため、これらの機能にはそれぞれ「スタイリング・カスタマイザー」が用意されています。「スタイル・ルール」ペインでオプションを選択すると、Designer の下部ペインに「スタイリング・カスタマイザー」が表示されます。