背景地図の使用

背景地図は、配送計画またはネットワーク管理など、地理参照データが必要な代表的なアプリケーションです。JViews Diagrammer に用意された定義済みの地図を利用する場合や、Rogue Wave JViews Maps によって独自の地図を作成する場合は、JViews Maps 製品を購入してインストールする必要があります。JViews Maps の JViews マップ・ビルダー や JViews Maps API を使用すると、道路や境界などの特徴を含む特定地域の地図が作成できます。
ダイアグラムの新規作成ウィザードで地図ダイアグラムを選択できます。次の図を参照してください。
diada_map129.png
背景地図のあるダイアグラム
このダイアグラムを表示するには、<installdir>/jviews-diagrammer89/bin/designer/data/examples/example.xmlとして提供された XML データ・ファイルを読み込みます。データに緯度と経度の値があるため、ダイアグラムの新規作成ウィザードはデフォルトで地図ダイアグラム・タイプを設定します。
これが静的ファイルのため、ユーザーが地図と対話できないということに注意してください。
ダイアグラムの新規作成ウィザードで地図ダイアグラムを選択しない場合は、後で既存ダイアグラムに地図を追加できます。
背景地図を追加するには、以下の手順に従います。
  1. 「編集」>「オプション」とクリックします。
  2. 「背景地図」ボックスをチェックします。
  3. 「了解」をクリックします。
Designer のデフォルト地図は世界地図です。ノードは、緯度および経度の属性に従って配置されます。データ・モデルにこれらの属性が含まれない場合、ノードは地図の左上隅に配置されます。
背景地図を変更するには、以下の手順に従います。
  1. 「スタイル・ルール」ペインの「オプション」セクションで「背景地図」を選択します。
  2. 「スタイリング・カスタマイザー」で、「地図」を適切なファイル名に設定します。