式を使用した記号パラメーターの接続

図「改良された regionall 記号」に表示されている regionall 記号は、異なる形のデータを表すために使用される 3 つの異なる記号で構成されており、このタイプの記号は、複合記号と呼ばれます。領域記号に含まれている記号オブジェクトのパラメーター値を静的に変更できます。
デザイン・ビューでパラメーターの値を変更するには、以下の手順に従います。
  1. パラメーター値を変更する記号を選択します。
  2. スタイリング・カスタマイザーの「パラメーター」タブを開きます。
  3. パラメーターの値を変更します。
diasym_regionsymbolchangeparam68.png
記号パラメーターの静的な設定
この値は、記号を実行するときも変わりません。
複合記号を完全に効果的にするには、内部記号のパラメーター値を動的に変更する必要があります。これは、領域記号のパラメーターを作成し、それらを内部記号に含まれているパラメーターにバインディングすることによって行われます。
領域記号のパラメーターを作成し、それらを内部記号のパラメーターにバインディングするには、以下の手順に従います。
  1. 領域記号で、次の 4 つの整数パラメーターを作成します。
    • shipments (出荷)
    • sales (売上高)
    • production (生産)
    • status (状況)
  2. 出荷オブジェクトを選択します。
  3. スタイリング・カスタマイザーの「パラメーター」タブを選択します。
  4. 進捗パラメーターを右クリックします。
    ポップアップ・メニューが表示されます。
  5. ポップアップ・メニューで、「式を入力」をクリックします。
    diasym_enterexpression69.png
    式ポップアップ・メニュー
  6. progress」フィールドの値を削除します。
    使用可能なパラメーターと式のリストが表示されます。
  7. @shipments パラメーターを選択します。
    これで、出荷記号オブジェクトの進捗パラメーターの値が領域記号の出荷パラメーターにバインディングされました。
    diasym_selectexpression70.png
    パラメーターまたは式の選択
  8. 売上高パラメーターを、販売オブジェクトの進捗パラメーターにバインディングします。
  9. 生産パラメーターを、生産オブジェクトの進捗パラメーターにバインディングします。
  10. 状況パラメーターを overallstatus オブジェクトの statusvalue パラメーターにバインディングします。
これで、上位レベルの記号パラメーターの値を変更することによって、内部記号の外観を変更できます。
diasym_regionall71.png
完全な regionall 記号
式の詳細については、「式の使用」を参照してください。