概要
グラフィック・オブジェクトへの属性の付加
JViews Maps では、プロパティーを IlvGraphic オブジェクトに、
ilog.views パッケージの IlvNamedProperty クラスを使用して付加できます。このため、プロパティーを関連オブジェクトと一緒に .ivl ファイルに保存できます。 IlvFeatureAttributeProperty クラスは、 IlvNamedProperty クラスから継承されるため、どのグラフィックス・オブジェクトにも付加できます。
次のコード例では、
IlvFeatureAttributeProperty オブジェクトが IlvGraphic クラスのオブジェクトに付加されます。IlvFeatureAttributeProperty attributes = feature.getAttributes(); graphic.setNamedProperty(attributes.copy());
この例では、属性プロパティーをコピーしました。これは、ジオメトリーや属性を伴う地図機能が揮発性で、他の地図機能を読み込んだときに失われてしまうためです。地図機能の揮発性に関する詳細は、「IlvMapFeatureIterator インターフェース」を参照してください。
以下のコードを使用して、グラフィック・オブジェクトに付加した属性にアクセスできます。
IlvFeatureAttributeProperty attributes = (IlvFeatureAttributeProperty) graphic.getNamedProperty(IlvFeatureAttributeProperty.NAME);
ilog.views.maps パッケージに付属する定義済みの名前付きプロパティーを使用して保存できないアプリケーション特有の情報を保存するには、「JViews Framework の高度な機能」の説明に従って特別な名前付きプロパティーを記述できます。