座標系エディター Bean は、 IlvJCoordinateSystemEditorPanel クラスによって表されます。この Bean を使用すると、地図ビューを表示するために使用される座標系を設定できます。
座標系エディターの例を、「座標系エディター」に示します。
座標系エディター
アプリケーションへの Bean の包含
座標系エディターをアプリケーションに含めるには、まずパネルを作成します。
IlvJCoordinateSystemEditorPanel csPanel = new IlvJCoordinateSystemEditorPanel();
Bean 内のビューの現在の座標系を表示させるには、 IlvCoordinateSystemProperty プロパティーを取得します。
csPanel.setCoordinateSystem(IlvCoordinateSystemProperty.GetCoordinateSystem(vie w.getManager()));
次に、ユーザーが選択した新しい値を取得して、Bean の変更時にビューの座標系を更新する Bean へのリスナーを追加します。
csPanel.addCoordinateSystemChangeListener(new PropertyChangeListener() {
public void propertyChange(PropertyChangeEvent evt) {
view.getManager().setNamedProperty(new
IlvCoordinateSystemProperty(csPanel.getCoordinateSystem()));
}
});
Swing 階層への Bean の追加
次のようにして、この Bean を Swing 階層に追加することができます。
panel.add(dataSourcePanel, BorderLayout.CENTER);
表示および振る舞いのカスタマイズ
座標系エディターをシンプルな投影図法選択コンボ・ボックスとして構成するために、詳細プロパティーのパネルを無効にすることができます。以下に例を示します。
csPanel.setAdvancedPanelsVisible(false); csPanel.setAdvancedCheckBoxVisible(false);