「凡例」パネル

凡例パネル Bean は、 IlvMapLegendPanel クラスによって表されます。この Bean を使用すると、地図要素を定義するための凡例を作成することができます。
凡例パネル Bean の例を、「凡例パネル Bean」に示します。
legendpanel.png
凡例パネル Bean

アプリケーションへの Bean の包含

凡例パネル Bean をアプリケーションに含めるには、次のコード行を記述します。
IlvMapLegendPanel legend = new IlvMapLegendPanel();
legend.setView(view);

Swing コンテナーへの Bean の追加

次のようにして、この Bean をアプリケーションの Swing 階層に追加できます。
panel.add(legend, BorderLayout.EAST);
凡例パネル Bean は、次にそれ自体を付加して、ビューのマネージャーの IlvMapLayerTreeProperty プロパティーに関する通知を受け取ります。レイヤーが基底となる IlvMapLayerTreeModel で変更されると、凡例自体も更新されます。

表示および振る舞いのカスタマイズ

自動 JScrollPane を凡例の周囲に設定しない場合は、次のコードを使用します。
IlvMapLegend legend = new IlvMapLegend ();
legend.setView(view);
「凡例」パネルは、地図レイヤーのプロパティーを使用して、IlvMapStyle.CATEGORY および IlvMapStyle.LEGEND_GROUP ストリング・プロパティーを取得します (このプロパティーの詳細に関しては、「共通スタイリング・プロパティー」を参照してください)。
デフォルトでは (これらの値がヌルの場合)、各地図レイヤーが凡例に独自のラインを持っています。「Category」 (カテゴリー) フィールドまたは「Legend Group」 (凡例グループ) フィールドに同じ値を設定することで、これをオーバーライドすることができます。
レイヤーは、それの凡例グループに応じて並べられます (同じ凡例グループを持つすべてのレイヤーは、同じフレーム内に一緒に表示されます)。
レイヤーが、同じ凡例グループおよびカテゴリーを共有する場合、それらは単一の凡例ライン上に表示されます。この場合、この凡例項目が持つことのできるすべての異なるアスペクトを表示させるために複数の凡例キャプションが付くこともあります。