ダッシュボードの内観

このプロセスでは、ダッシュボードは説明ファイルからロードされますが、アプリケーションでダッシュボードの内容を動的に検索し、アプリケーションに含まれている記号とカスタム・データ間の関連を管理することができます。この場合、IlvDashboardDiagram クラスで提供されているイテレーターと各記号レベルで利用できるメタデータの説明を利用する必要があります。
このプロセスでは、コードではなく内容、つまり Dashboard Editor で作成したダッシュボードに基づいて非常に汎用的なアプリケーションを作成することができます。同じ実行時エンジンを使用して、説明からのデータの記号への接続、ナビゲーションの管理、アニメーションなどを行うことができます。
<installdir>/jviews-diagrammer89/samples/dashboard/tunnel-monitoring/index.html にあるアプリケーションは、アクティブ値のセットを計算して送信できるシミュレーターを使った汎用的なアプローチと、ダッシュボード・ファイルで説明されているマッピング情報のみに基づいてこれらのアクティブ値に動的に接続されているダッシュボードを示すための JViews Diagrammer デモ・ソフトウェアの一部として提供されています。
多大な柔軟性を持ってさらに高度なダッシュボードが作成できるよう、Dashboard Editor は拡張可能です。これにより、実行時アプリケーションで必要なレベルの情報を使用してダッシュボードと記号を作成することができます。Dashboard Editor のカスタマイズ方法についての詳細は、『Dashboard Editor の使用』を参照してください。
その他の詳細は、『Dashboard Editor の使用』ユーザー・マニュアル、BAM ダッシュボードとトンネル・モニターのサンプル、および Java API マニュアル内の ilog.views.dashboard パッケージを参照してください。