JViews Diagrammer には、Swing GUI の開発を容易にする 1 組のクラスが付随しています。これらのクラスを使用することで、ユーザーはアプリケーション内の 1 つあるいはそれ以上のダイアグラムを制御できます。
アクション
60 以上の定義済み Swing アクションによって、JViews Diagrammer の主要メソッドを呼び出します。これには、選択、ズーム、パン、元に戻す、再実行、保存、貼り付け、印刷、印刷プレビューなど多くのアクションが含まれます。
ツールバーおよびメニュー
JViews Diagrammer は、JViews Diagrammer アクションにリンクされているボタンを含む Swing JToolbars および Swing JMenus を提供します。編集ツールバー (
EditBar
クラス) や編集メニュー (EditMenu
クラス) のような、いくつかの定義済みツールバーおよびメニューを使用して、開発速度を早めることができます。概要
概要は、小さいエリアにダイアグラム全体を表示します。可視状態のダイアグラムのエリアを示す矩形で、移動させたりサイズ変更することができます。ユーザーは、矩形を移動させたりサイズ変更することで、メイン・ビューをパンしたり、ズーム・レベルを変更することができます。
ツリーおよび表
JViews Diagrammer は、Swing JTree を通して、ノードやリンクを表示したり選択したりできる代替方法を提供します。このビューはダイアグラム・ビューを補うものです。
モデル・オブジェクトのデータ・モデルおよびデータ・プロパティーは、Swing JTable で表示したり、変更することができます。
プロパティー・シート
グラフィック・オブジェクトをダブルクリックすると、そのデータ・プロパティーを JViews Diagrammer が提供するプロパティー・シートに表示させることができます。このプロパティー・シートを通じて、ユーザーはグラフィック・オブジェクトのデータ・プロパティーを編集することができます。スタイル・ルールを選択すると、プロパティー・シートにスタイリング・カスタマイザーのタブ付きペイン同様、スタイリング・プロパティーを表示させることができます。
アプリケーション
プロトタイプが必要な場合、あるいは早急に開発する必要がある場合は、プリビルドの JViews Diagrammer アプリケーションを利用することができます。これには既にツールバーおよびメニュー、パレット、プロパティー・シート、概要などが含まれています。