Map StyleSheet レンダラー

Map StyleSheet レンダラーは、StyleSheet レンダラー の特定のバージョンです。 このレンダラーを使用するには、有効なライセンスを使用して Rogue Wave® JViews Maps がインストールされている必要があります。
Map StyleSheet レンダラーはノードとリンクのレイヤーを IlvMapLayer オブジェクトにラップして、 地図レイヤー・ツリーで管理されるようにします。例えば、以下が可能になります。
  • レイヤーをインタラクティブに上げ下げする。
  • レイヤーが常に地図背景の上に表示されるように指示する。
JViews Maps アプリケーションでは、スタイル・シートを使用するにはその前に、Java™ コードを使用して Map StyleSheet レンダラーを使用可能にする必要があります。 以下のコード例に、StyleSheet レンダラーを置き換える方法を示します。
 // replace the stylesheet renderer with map rendererclass.
 IlvRendererUtil.addRendererAlias(
 IlvRendererUtil.getRendererAlias(IlvStyleSheetRenderer.class.getName()),
 IlvMapStyleSheetRenderer.class.getName());
Map StyleSheet レンダラーは、StyleSheet レンダラーとまったく同じプロパティーを備えています。 ただし、nodesLayerlinksLayer、または Layer のいずれかのプロパティーを使用した場合は、 地図レイヤー・ツリー・オーダーによってオーバーライドされます。以下の表に、Map StyleSheet レンダラー・プロパティーをリストします。
Map StyleSheet レンダラーのグローバル・プロパティー
プロパティー
タイプ
デフォルト
説明
debugMask
整数 0
選択したデバッグ情報を印刷します。
styleSheets
String[] null
Cascading Style Sheets を設定します。このプロパティーは通常、StyleSheet レンダラーに直接設定するのではなく、 SDM エンジンに設定されます。
linkConnectorEnabled
ブール値 true
ノードの中心ではなく側面にリンクを接続するために、リンク・コネクターをインストールするかどうかを指定します。
addingLinkConnectors
ブール値 true
false の場合は、スタイル・シート・レンダラーによってリンク・コネクターはインストールされません。
以下の表に、Map StyleSheet レンダラーのオブジェクトごとのレンダリング・プロパティーをリストします。
Map StyleSheet レンダラーのオブジェクトごとのプロパティー
プロパティー
タイプ
デフォルト
説明
Anchor
整数
中央
バウンディング・ボックスに対するオブジェクトの場所の位置 (例えば、 左上の場合は、左上隅が座標 (x, y) になるようにオブジェクトが配置されます)。
LinkConnector
IlvLinkConnector  
グラフのノードに設定されるリンク・コネクターを定義します。デフォルトでは、IlvSDMLinkConnector オブジェクトが使用されます。
ToolTipText
ストリング
null
推奨されません。IlvGraphic プロパティーの toolTipText によって置き換えられました。
x
浮動  
オブジェクトの水平座標。
y
浮動  
オブジェクトの垂直座標。
width
整数  
オブジェクトの幅。幅がスタイル・シート・ファイルに指定されておらず、データ・モデル XML ファイルに指定されている場合は、 XML ファイル内の値が使用されます。 詳しくは、IlvSDMRenderer を参照してください。
height
整数  
オブジェクトの高さ。高さがスタイル・シート・ファイルに指定されておらず、データ・モデル XML ファイルに指定されている場合は、 XML ファイル内の値が使用されます。 詳しくは、getGraphicProperty を参照してください。