StyleSheet レンダラー

StyleSheet レンダラーはデフォルト・レンダラーです。 StyleSheet レンダラーは常に使用可能です。
StyleSheet レンダラーは、グラフィック・オブジェクトの基本作成を実装します。 データ・モデル内のオブジェクトごとに、StyleSheet レンダラーは、そのオブジェクトに一致するすべてのスタイル・ルールを検索して、 そのルールの宣言によって指定されたグラフィック・オブジェクトを作成します。
以下の表に、StyleSheet レンダラーのプロパティーをリストします。
StyleSheet レンダラーのグローバル・プロパティー
プロパティー
タイプ
デフォルト
説明
debugMask
整数
0
選択したデバッグ情報を印刷します。
styleSheets
String[]
null
Cascading Style Sheets を設定します。このプロパティーは通常、StyleSheet レンダラーに直接設定するのではなく、 SDM エンジンに設定されます。
linkConnectorEnabled
ブール値
true
ノードの中心ではなく側面にリンクを接続するために、ノードにリンク・コネクターをインストールするかどうかを指定します。
addingLinkConnectors
ブール値
true
false の場合は、スタイル・シート・レンダラーによってリンク・コネクターはインストールされません。
nodesLayer
整数
10
ノードが追加されるデフォルト・レイヤーを指定します。
linksLayer
整数
9
リンクが追加されるデフォルト・レイヤーを指定します。
以下の表に、StyleSheet レンダラーのオブジェクトごとのレンダリング・プロパティーをリストします。
StyleSheet レンダラーのオブジェクトごとのプロパティー
プロパティー
タイプ
デフォルト
説明
Anchor
整数
中央
バウンディング・ボックスに対するオブジェクトの場所の位置 (例えば、 TopLeft の場合は、左上隅が座標 (x, y) になるようにオブジェクトが配置されます)。
レイヤー
整数
 
特定のオブジェクトの nodesLayer または linksLayer をオーバーライドします。
LinkConnector
IlvLinkConnector
 
グラフのノードに設定されるリンク・コネクターを定義します。デフォルトでは、IlvSDMLinkConnector オブジェクトが使用されます。
ToolTipText
ストリング
null
推奨されません。IlvGraphic プロパティーの toolTipText によって置き換えられました。
x
浮動
 
オブジェクトの水平座標。
y
浮動
 
オブジェクトの垂直座標。
width
整数
 
オブジェクトの幅。幅がスタイル・シート・ファイルに指定されておらず、データ・モデル XML ファイルに指定されている場合は、 XML ファイル内の値が使用されます。 詳細については、「IlvSDMRenderer.getGraphicProperty」を参照してください。
height
整数
 
オブジェクトの高さ。高さがスタイル・シート・ファイルに指定されておらず、データ・モデル XML ファイルに指定されている場合は、 XML ファイル内の値が使用されます。 詳細については、「IlvSDMRenderer.getGraphicProperty」を参照してください。
詳しくは、クラス IlvStyleSheetRenderer を参照してください。
StyleSheet レンダラーは常に使用可能ですが、 一部のプロパティーを変更する場合は、スタイル・シートでその変更を明示的に宣言する必要があります。 処理されるすべての宣言のデバッグ情報を印刷するように StyleSheet レンダラーに指示するスタイル・ルールを示します。
スタイル・シートのデバッグ
StyleSheet {
   debugMask : "DECL_MASK|DECL_VALUE_MASK" ;
}