概要
ハイレベルの JViews Diagrammer API の代わりに、あるいは、同様に、JViews Framework の低レベルの API を使用することができます。
低レベルのアプローチが適切なのは、低レベル機能を直接利用する必要がある場合か、または、既存のサブクラスとしてオブジェクトを作成する場合のみです。
一般に、GUI コンポーネントやインタラクターに低レベルの JavaBeans™
は使用する必要はないと考えられます。その代わりに、
供給される JViews Diagrammer JavaBeans を使用することが推奨されます。「Designer の使用」の『Bean として利用可能な JViews Diagrammer クラス』を参照してください。
このセクションでは、以下の低レベル機能のそれぞれについて利用可能な資料を示します。
- 基本のグラフィック・オブジェクト (矩形、弧、省略符号など)
- マネージャーとそのレイヤー。グラフィック・オブジェクトの保管、および表示優先順位 (どのオブジェクトが他のオブジェクトの前に表示されるか) の決定をします。
- 複合グラフィック。基本グラフィック・オブジェクトで使用可能なものよりも複雑なグラフィック表示を作成します。
全体的に JViews Framework の概要を読みたい場合、あるいは、チュートリアルを使用したい場合は、「
JViews Framework 基本編」の『Rogue WaveJViews Framework の概要』および「
JViews Framework 基本編」の『JViews Framework のスタートアップ』をそれぞれ参照してください。
一層高度な低レベルの機能 (入れ子マネージャーとグラファーや、リンク形状と交差など) については、
『JViews Framework の高度な機能』に説明があります。