概要
SDM パッケージ ilog.views.sdm とそのサブパッケージには、SDM (Styling and Data Mapping) クラスが含まれています。
これらのクラスは、通常、ダイアグラム・コンポーネントによって内部で使用されますが、これらのクラスを直接使用してダイアグラム・コンポーネントの基本機能を拡張する必要が生じる場合があります。
このパッケージへのメインのエントリー・ポイントは、クラス IlvSDMEngine です。以下のダイアグラムを参照してください。
![IlvSDMEngine クラスの関係を示すダイアグラム。 IlvSDMEngine には、IlvGrapher、IlvSDMModel (interface のステレオタイプを持つ)、および IlvManagerView を指している片方向の矢印があります。これらの関連には、それぞれ grapher、model、および referenceView というラベルが付いています。
IlvManagerView は、IlvSDMView の基本クラスで、IlvSDMView からは、IlvSDMEngine を指している片方向の矢印があります。
矢印のない直線が IlvSDMEngine と IlvSDMRenderer を接続しています。この IlvSDMRenderer は IlvFilterSDMRenderer の基本クラスであり、同じ IlvFilterSDMRenderer クラスから IlvSDMRenderer への逆方向の矢印も来ています。](../../JViews_Diagrammer/usrextdiag/_media/dia_sdm3_default.png)
SDM クラス関係
SDM サブパッケージは以下のとおりです。
- ilog.views.sdm.event: SDM のイベント関連のクラス。
- ilog.views.sdm.graphic: グラフィック・ファクトリーと一般ノードなどの専門化された SDM グラフィック・オブジェクト。
- ilog.views.sdm.interactor: インタラクター関連のクラス。
- ilog.views.sdm.model: データ・モデル の定義済みクラス。
- ilog.views.sdm.renderer および ilog.views.sdm.renderer.animation: スタイリングに使用可能なレンダラーを定義するクラス。 その他のレンダラー・サブパッケージは以下のとおりです。
- ilog.views.sdm.renderer.graphlayout: グラフ・レイアウト機能を構成するクラス (完全な JViews Diagrammer ライセンスを購入した場合)。
- ilog.views.sdm.renderer.maps: Maps 製品へのアクセスを提供するクラス (Maps 製品を購入した場合)。
- ilog.views.sdm.servlet: シン・クライアント・モードでのスタイリングとデータ・マッピングを簡単に利用できるようにする専用サーブレット。
- ilog.views.sdm.swing: GUI 全体を構築するための JFC/Swing ベースのコンポーネント。
- ilog.views.sdm.util: ユーティリティー・クラス。