データ・ソース

データ・ソースの役割は、表示するデータをダイアグラムに読み込み、そして変更が加えられた場合に元の場所に書き込むことです。
データ・ソースの定義済みタイプには、XML データ・ソース (XML ファイルからデータを読み込む) と JDBC データ・ソース (JDBC API を介してデータベースからデータを読み込む) があります。
データ・ソースは、パッケージ ilog.views.diagrammer.datasource の以下のクラスのいずれかによって表されます。
これらのクラスは、 IlvDiagrammerDataSource IlvDiagrammerDataSource のサブクラスです。
XML ファイル (IlvXMLDataSource) は、要求された形式 ( ダイアグラム形式と呼ばれる) か、あるいは、カスタム形式 (この場合、XSLT ファイルを読み込みと書き込み用に指定する必要がある) のいずれかにすることができます。
データベース (IlvJDBCDataSource) は、JDBC 準拠でなければなりません。 データの読み込みと書き込みには SQL が使用されます。
データ・ソースの追加のタイプを定義して、他のソースからデータを読み込むことができます。
ダイアグラム・コンポーネントのデータ・ソースを設定するには、 setDataSource メソッドを使用できます。以下のコード例で、このメソッドの使用方法を説明します。
ダイアグラム・コンポーネント用 XML データ・ソースの設定
IlvXMLDataSource dataSource = new IlvXMLDataSource();
dataSource.setDataURL(new URL("file:example.xml"));
diagrammer.setDataSource(dataSource);
あるいは、プロジェクト・ファイルをロードすることによって、データ・ソースとスタイル・シートを同時に設定することもできます (「プロジェクト」を参照)。