ダイアグラム・コンポーネントは IlvDiagrammer クラスで表されます。このクラスは、メインの Rogue Wave® JViews Diagrammer パッケージ ( ilog.views.diagrammer) に含まれています。図「IlvDiagrammer クラス関係」を参照してください。
IlvDiagrammer クラスは、以下に示す基盤となる機能に簡単にアクセスできるようにするファサードです。
- パッケージ ilog.views.sdm 内の SDM (Stylable Data Mapper) エンジン。これは、1 つ以上のスタイル・シートに納められたスタイリング情報に基づいて、画面上でアプリケーション・データをグラフィック・オブジェクトに変換するものです。
- プロジェクト。これは、最初のスタイル・シートと、データをロードするためのデータ・ソースにアクセスできるようにします。
- グラファー。ノードとリンクを管理して、それらをグラフに配置する役割を持つ、下位レベルのオブジェクトです。
- SDM ビュー (これも SDM パッケージに含まれる)。結果のダイアグラムを画面に表示します。
- 複合グラフィックス・パッケージ ilog.views.graphic.composite。これを使用すると、形状、テキスト、およびアイコンなどの基本エレメントから複雑なグラフィック・オブジェクトを定義することができます。
- アプリケーション・パッケージ ilog.views.diagrammer.application。これには、ダイアグラム・コンポーネントの周囲の完全な Swing GUI の構成を極めて容易にする Swing オブジェクト (アクションやツールバーなど) が含まれます。 アプリケーション・パッケージには、構成済みアプリケーションもあります。