選択インタラクター

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Rogue Wave JViews ライブラリーには、マネージャーのグラフィック・オブジェクトの選択と編集用に定義済みビュー・インタラクター、 IlvSelectInteractor があります。このクラスを使用すると、次の処理ができます。

オブジェクトをクリックして選択する。
Shift キーを押しながらクリックして、複数のオブジェクトを選択または選択解除する。
周囲の矩形をドラッグして、複数のオブジェクトを選択する。
1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、マウスでドラッグして移動する。
選択オブジェクトを操作して、オブジェクトを編集する。

次のように、インタラクターは必要に応じてカスタマイズできます。

次のメソッドで、複数選択を使用可または使用不可にできます。
```
public void setMultipleSelectionMode(boolean v)   
```
isMultipleSelectionMode
回りの矩形をドラッグしてオブジェクトを選択するための、実体モードまたはゴースト・モードを選択できます。
```
public void setOpaqueDragSelection(boolean o)   
```
```
public boolean isOpaqueDragSelection()    
```
グラフィック・オブジェクトを移動するための、実体モードまたはゴースト・モードを選択できます。
```
public void setOpaqueMove(boolean o)   
```
```
public boolean isOpaqueMove()  
```
グラフィック・オブジェクトをリサイズするための、実体モードまたはゴースト・モードを選択できます。
```
public void setOpaqueResize(boolean o)   
```
```
public boolean isOpaqueDragSelection()    
```
ポリポイント・オブジェクトを編集するための、実体モードまたはゴースト・モードを選択できます。
```
public void setOpaquePolyPointsEdition(boolean o)   
```
```
public boolean isOpaqueDragSelection()    
```

複数選択を可能にする修飾子を指定できます。

public void setMultipleSelectionModifier(int m)

public boolean getMultipleSelectionModifier()

グラフィック・オブジェクトの上部のポイントから始まる矩形をドラッグして、選択を可能にする修飾子を指定できます。
```
public void setSelectionModifier(int m)   
```
```
public boolean getSelectionModifier()    
```
ドラッグした矩形を使用して複数のオブジェクトを選択できます。
```
public void setDragAllowed(boolean v)    
```
```
public boolean isDragAllowed()    
```

次のメソッドでオブジェクトの移動機能を変更できます。

public void setMoveAllowed(boolean v)

public boolean isMoveAllowed()

次のメソッドでオブジェクトの編集機能を変更できます。

public void setEditionAllowed(boolean v)

public boolean isEditionAllowed()

メモ

オブジェクトの移動、編集、選択機能は、オブジェクトのプロパティーを使用してオブジェクトごとに制御できます。

インタラクターをサブクラス化し、適切なメソッドをオーバーライドして他の多くの機能をカスタマイズできます。

グラフィック・オブジェクトの編集は、オブジェクト・インタラクターによって制御されます。グラフィック・オブジェクトを選択すると、マネージャーは選択オブジェクトで発生したイベントを、選択オブジェクトに付加されたオブジェクト・インタラクターに送信します。このオブジェクト・インタラクターは、選択オブジェクトにより、クラス IlvSelection の getDefaultInteractor メソッドを呼び出して作成します。独自の選択オブジェクトを作成すると、オブジェクト・インタラクターを作成し指定オブジェクトを編集することもできます。デフォルトのオブジェクト・インタラクターは、クラス IlvReshapeSelection です。これを使用すると、グラフィック・オブジェクトのハンドルを引いてグラフィック・オブジェクトの形状を変更できます。

現在のセクション

入力イベントの管理