JViews Framework 用語集

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J

JSF
JavaServer Faces。
JSP
JavaServer Pages。

S

SVG
Scalable Vector Graphics は、World Wide Web Consortium (W3C) によって定義された二次元構造のグラフィック形式。
SWT
Standard Widget Toolkit (SWT) は、Eclipse® 開発環境および Eclipse Rich Client Platform (RCP) のウィンドウ・ツールキットである。

アクセラレーター
Rogue Wave JViews では、 特定のキーボード・イベントによってトリガーされる即時コマンド。イベントは、 定義済みの関数を呼び出すマネージャーにより認識される。
アフィン変換
パースペクティブのゆがみを修正するために行う、イメージの座標ジオメトリーの複合線形再マップ。

イメージ・マップ
特定のホット・スポットまたはクリック可能領域を示す添付マップがある、クライアント側のイメージ。通常、ツールチップを表示する際に使用する。
インタラクター
ユーザーが、対象エレメントについて、選択、入力の指定、出力の取得、その他特定の動作の確認などを行うことができるユーザー・インターフェース・エレメントのエージェント。 オブジェクト・インタラクタービュー・インタラクターも参照。

オブジェクト・インタラクター
Rogue Wave JViews では、 オブジェクトに関連付けて特定の方法で機能させることができる振る舞いのこと。 例えば、オブジェクトにアタッチされたボタン・インタラクターは、そのオブジェクトをボタンのように機能させる。インタラクタービュー・インタラクターも参照。

グラファー
グラフィック・オブジェクトのある階層情報を組み込んで表示するプログラムを作成できる、ハイレベルの Rogue Wave JViews 機能。グラファーは、マネージャーのタイプ、IlvGrapher クラスのインスタンス、IlvManager クラスのサブクラスである。
グラファー・ピン
Rogue Wave JViews では、 グラファーのノード上のリンクに対する固定接続点。
グラフィック・オブジェクト
Rogue Wave JViews では、 描画、保存、形状変更機能を備えた定義済み画像エンティティーのこと。 矩形や楕円などの多くの定義済みグラフィック・オブジェクト、および陰影ラベルやズーム可能アイコンなどのさらに複雑なオブジェクトなどがある。
グラフィック・バッグ
いくつかのグラフィック・オブジェクトを含むクラスによって実装されるメソッドを記述するインターフェース。グラフィック・バッグの例としては、多数のグラフィック・オブジェクトを管理する IlvManager クラスがある。
クワッドツリー
それ自体を繰り返し 4 分割する 4 つの四分円からなる構造。これにより、管理可能なデータ・セットを作成することができる。クワッドツリーでは、特定の関心領域をカバーする四分円内で検索を行えるため、必要な情報に素早くアクセスすることができる。

シン・クライアント
ライト・クライアントまたはクライアントレスとも呼ばれる。シン・クライアントは、クライアント/サーバー・アプリケーションの配布方法の 1 つで、クライアント側は小さく、クライアント側で Java は稼動していない。Web ブラウザーとインターネット接続のみが必要。ユーザー・インターフェースはローカル・システム管理を行わずにブラウザー内で実行され、ビジネス・ロジックはリモート・サーバー側で実行される。リッチ・クライアントも参照。

選択オブジェクト
Rogue Wave JViews により作成されたグラフィック・オブジェクト。 マネージャー内の選択されたオブジェクトを表示する。これらのオブジェクトはマネージャーに保管される。これらのオブジェクトは通常のグラフィック・オブジェクトと異なり、内部的に管理されるため操作できない。

ダブル・バッファリング
以下のようにして行うレンダリング手法。
  • まず、非表示中のイメージ (バック・バッファー) に描画する。
  • 次に、イメージが完成したら、非表示中のイメージを画面 (フロント・バッファー) にコピーする。
アプレットでは、明滅を少なくするために描画はほとんどダブル・バッファリングで行われる。トリプル・バッファリングも参照。

トランスフォーマー
2D 座標から別の 2D 座標への線形マッピングを行う 2D アフィン変換。トランスフォーマーは、スケーリング、変換、回転が可能。
2D 座標から別の 2D 座標への線形マッピングを行う 2D アフィン変換。最も重要なタイプのトランスフォーマーは、スケーリング、変換、および回転である。
トリプル・バッファリング
ダブル・バッファリングのように 2 つのフレーム・バッファーを使用する代わりに 3 つのフレーム・バッファーを使用するレンダリング手法。フロントとバックの 2 つのバッファーを使用する場合、バック・バッファーが描画されている間にフロント・バッファーが表示される。バック・バッファーの準備が完了しても、バッファーがスワップされる前に、現在の画面のスキャンが終了するまで待つ必要がある。3 つのバッファーを使用すると、この待ち時間がなくなる。特にリフレッシュ頻度が低い画面の場合、トリプル・バッファリングにより、アニメーションがよりスムーズに表示される。

ノード
情報の階層における視覚的な参照ポイント。ノードは IlvGraphic クラスのサブクラスのインスタンスなので、グラフィック・オブジェクトである。

バウンディング・ボックス
1 つ以上のオブジェクトを囲む最小限の水平の矩形。
ハンドル・オブジェクト
Rogue Wave JViews では、 別のオブジェクトを参照するために使用されるオブジェクト。ハンドル・オブジェクトを使用すると、 同じオブジェクトを複写せずに何度も表示することができる。

ヒット・テスト
所定の表示ポイントからオブジェクトにマップして、そのポイントがオブジェクト・スペースの一部であるかどうかを判別する。
ビュー
マネージャー・ビュー」を参照してください。
ビュー・インタラクター
ビュー全体に適用できる振る舞い。ビュー内のすべてのオブジェクトに影響する。 インタラクターオブジェクト・インタラクターも参照。
ビュー・ポート
ズーム・レベルに応じて、グラフィック・オブジェクトのすべてまたは一部を表示する、 ディスプレイ上のウィンドウ内の矩形領域。
ピン

複合グラフィック
複数のグラフィック・オブジェクトから構成される複合グラフィック・オブジェクト。 単純オブジェクト (IlvGraphic) またはその他の複合オブジェクト (IlvCompositeGraphic) のいずれか。

ベクトル・グラフィック
数式で定義される点、円弧、線などの幾何学的グラフィック・エレメントから構成されるデジタル・イメージ。この数式により、イメージの質を落とすことなく、グラフィックのサイズを変更することができる。
ベジエ曲線
各座標をパラメーター内の限られた次数の多項式として表することによりパラメーター化できる曲線。
ベジエ・スプライン曲線
連続した微分可能な曲線になるように接続された、ベジエ曲線の連結である連続曲線。

マネージャー
Rogue Wave JViews では、 グラフィック・オブジェクトのグループ化、複数のレイヤーおよびビューにおけるグラフィック・オブジェクトの振る舞いおよび表示の調整を行うコンテナーのこと。
マネージャー・ビュー
マネージャーのグラフィック・オブジェクトが表示される AWT コンポーネント。マネージャーのさまざまなレイヤーに含まれるグラフィック・オブジェクトを表示するには、少なくとも 1 つのビュー、多くの場合、複数のビューを作成する。マネージャーでは表示するグラフィック・オブジェクトを必要なだけ接続することができる。

リスナー
Rogue Wave JViews では、 マネージャー・ビューで発生するイベントを、実行すべきアクションに関連付けることができるインターフェースのこと。
リッチ・クライアント
ファット・クライアントまたはシック・クライアントとも呼ばれる。リッチ・クライアントは、クライアント/サーバー・アプリケーションの配布方法の 1 つで、クライアントはサーバー機能に依存することなく、それ自体で大部分の処理を行う。すべてのユーザーはプログラムのコピーをインストールし、保守する必要があるが、サーバーから切断されているときも有用な作業を行うことができる。アプリケーションがローカルに存在するため、ユーザーはより速くよりインテリジェントな応答ができるようになる (「モデル」も「ビュー」も)。シン・クライアントも参照。
リンク
ノード間の接続のビジュアル表示。リンクは、グラフィック・オブジェクト (IlvLinkImage クラスまたはそのサブクラスのインスタンス) でもあります。
リンク・コネクター
Rogue Wave JViews では、 グラファー内のノードへのリンク接続を制御できるシステムのこと。

レイヤー
グラフィック・オブジェクトを配置されるマネージャーのストレージ域。マネージャーは複数のレイヤーを使用し、レイヤーはインデックス番号により参照される。大きい番号のレイヤー内のオブジェクトは、小さい番号のレイヤー内のオブジェクトより前に表示される。