マネージャーでグラフィック・オブジェクトを選択または選択解除する場合は、
setSelected メソッドを使用します。void setSelected(IlvGraphic obj, boolean select, boolean redraw)
オブジェクトを選択すると、次のメソッドでその選択オブジェクトを取得できます。
IlvSelection getSelection(IlvGraphic obj)
オブジェクトに関連付けられた選択オブジェクトがない場合、つまりグラフィック・オブジェクトが選択されていない場合、このメソッドは
null を返します。オブジェクトが選択されているかどうかを判定する場合は、次のメソッドも使用できます。boolean isSelected(IlvGraphic obj)
選択オブジェクトから指定オブジェクトを取得するには、
IlvSelection の getObject メソッドを使用します。マネージャーの全選択オブジェクトの列挙は、次のメソッドで取得できます。
IlvGraphicEnumeration getSelectedObjects()
このメソッドは次のように使用できます。
IlvGraphicEnumeration selectedobjs = manager.getSelectedObjects();
IlvGraphic obj;
while(selectedobjs.hasMoreElements()) {
obj = selectedobjs.nextElement();
//perform some action
}
メモ
予想外の結果を招かないために、上記の例のような列挙をたどる際には、グラフィック・オブジェクトを選択または選択解除しないでください。
IlvManager の他のメソッドを使用すると、マネージャーまたは特定レイヤー内の全オブジェクトの選択と選択解除ができます。void selectAll(IlvManagerView view, boolean redraw)
void selectAll(boolean redraw)
void deSelectAll(boolean redraw)
void deSelectAll(int layer, boolean redraw)
選択インタラクター
ライブラリーには
IlvSelectInteractor クラスがあり、これにより、マウスを使用してインタラクティブな方法でオブジェクトを選択および選択解除できます。グラフィック・オブジェクトの編集もできます。詳細は、「選択インタラクター」を参照してください。