クラス IlvGraphic

Rogue Wave® JViews グラフィック・オブジェクトは、 IlvGraphic 抽象基本クラスから属性を継承しています。このクラスを使用すると、Rogue Wave JViews グラフィック・オブジェクト自体を指定の宛先ポートで描画できます。必要に応じて、グラフィック・オブジェクトの座標は、IlvTransformer クラスに関連付けられたオブジェクトでも変換できます。
クラス IlvGraphic には、ジオメトリー・サイズの設定・変更ができるメソッドがありますが、実際にこれらのメソッドを実装しているわけではありません。これらのメソッドは非最終メソッドとして宣言され、IlvGraphic 属性を継承するクラスのさまざまな操作を実行するように定義されています。幾何学形状やグラフィック属性を操作するメソッドはありますが、その実装は空になっています。アプリケーション固有の目的のため、オブジェクトと関連付けるユーザー・プロパティーを設定・取得するためにいくつかのメソッドが用意されています。