段階 2 - ビュー・インタラクション

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段階 2 の概要

チュートリアルの第 2 部である Sample2.java ファイル ( <installdir> /jviews-framework89/codefragments/getstart/index.html を参照) は、Sample1 ファイルを拡張したものです。Sample2.java ファイルをコンパイルし、Sample1 の場合と同じように実行します。「例の実行」を参照してください。

サンプル 2 の実行

このステップでは、ビューに選択インタラクターを配置してインタラクションを追加します。これを行うには、「Select (選択)」ボタンを追加してインタラクターに関連付けます。「Select (選択)」ボタンをクリックすると、選択インタラクターがビューに配置されます。このビュー (この場合は人物の顔の一部) のグラフィック・オブジェクトを選択し、あちこち移動することで、その形状を変更できます。

選択インタラクターは、 IlvManagerViewInteractor クラスのサブクラスであるクラス IlvSelectInteractor のインスタンスです。このビュー・インタラクターは、マネージャー・ビューで発生するマウスやキーボード・イベントなどの、すべての入力イベントを処理します。

selectInteractor フィールドの追加

クラス IlvSelectInteractor を使用可能にするには、まずインタラクター、サーブレット、およびイベントを含む Rogue Wave® JViews パッケージをインポートする必要があります。

import ilog.views.interactor.*;
import ilog.views.util.servlet.event.*;
import java.awt.event.ActionEvent;
import java.awt.event.ActionListener;

次に selectInteractor と button インスタンス変数を Sample2 に追加します。

public class Sample2 extends JFrame 
{ 
  IlvManager manager; 
  IlvManagerView mgrview;
  IlvSelectInteractor selectInteractor;
  JButton button;
  ....
}

選択ボタンの作成

次のコードは、選択ボタンを作成し、selectInteractor に関連付けるためのものです。

void createButtons() 
{
  JButton button; 
  button = new JButton("Select"); 
  button.addActionListener(new ActionListener() { 
   public void actionPerformed(ActionEvent evt) { 
      if (selectInteractor == null) 
         selectInteractor = new IlvSelectInteractor(); 
      if (mgrview.getInteractor() != selectInteractor) 
         mgrview.setInteractor(selectInteractor); 
    }
  }); 
  getContentPane().add(button, BorderLayout.SOUTH); 
 }

「選択」ボタンをクリックすると、actionPerformed メソッドは、まずインタラクターを作成します (インタラクターがまだ作成されていない場合)。次に setInteractor メソッドを使用してそのインタラクターをこのビューにインストールします。インタラクターをインストールすると、ビュー内に表示されるグラフィック・オブジェクトの選択、移動、変更ができます。

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JViews Framework のスタートアップ