パフォーマンスのガイドライン

これまでこの資料で見てきたアプリケーションは非リアルタイム・システム、つまり、あまり更新しない少量のデータを表示するシステムのために設計されたものです。この目的のために作成された Rogue Wave® JViews Dashboard Editor または Rogue Wave JViews Designer アプリケーションは、ほんのわずかの記号しか含んでいません。
リアルタイム・システムは、継続的に更新される大量のデータを処理します。データ量および更新頻度に対処するには、軽い記号を作成する必要があります。軽い記号は、理解可能なメッセージを表示するのに必要な最低量のオブジェクト、パラメーター、条件、およびインタラクターを使用します。
以下のガイドラインに従って、最もメモリー消費が少ない記号を作成します。
  • できるだけ少ないオブジェクトを使用します。
  • 静的背景を使用します。
  • 軽い (PNG) イメージを使用します。
  • 可視性オプションを使用します。
  • 透明性を避けます。
  • 複雑なグラデーションを避けます。
  • 太線を避けます。
  • アンチエイリアシングをオフにします。
  • 部分メトリクスをオフにします。
レンダリング操作は、多くの CPU 時間を要します。最も高速で軽い記号は、PNG イメージの集合の可視性設定を変更することによって作成できます。