水平インタラクターは、マウスが記号オブジェクト上を水平方向に移動したときにその記号オブジェクトを拡大、縮小するために使用されます。水平インタラクターは、バインディングされるパラメーターの値を変更します。このパラメーター値の変更は、パラメーターにバインディングされているオブジェクトに変換を適用するために使用されます。例えば、progressbar 記号上でマウスを移動させると、バーは、マウスと一緒に左右に移動します。
メモ
垂直インタラクターは、水平インタラクターと同じように動作します。マウスが水平方向ではなく垂直方向に動くことによってパラメーター値が変化することが唯一の違いです。
水平インタラクターを記号に追加するには、以下の手順に従います。
-
「進捗バーのカスタマイズ」で作成した basicprogressbar 記号を開きます。
-
progressbar オブジェクトを選択します。
-
スタイリング・カスタマイザーで、「インタラクター」タブを開きます。
-
「インタラクター」リストから、「水平」を選択します。
-
「パラメーター」リストから、「progress」を選択します。
-
「最大」フィールドを 100 に設定します。
-
「ステップ」フィールドを 1 に設定します。
-
「プレビュー」をクリックして、この記号をテストします。
マウスが水平方向に移動すると、進捗バーは、マウスの動きに従います。最大値が 100 に設定されているので、進捗バーは、背景イメージ内に収まります。
メモ
進捗バーの動きをマウスの方向と逆にするには、スタイリング・カスタマイザーの「インタラクター」タブで、水平方向を「左」に設定します。