状況によっては、レンダラーを保存する必要があります。例えば、ロード・オンデマンド・モードで作業を行っている場合、オブジェクト自体ではなく、レイヤーのグラフィック・オブジェクトをロードする際に必要なパラメーターのみを保存するような場合です。ロード・オンデマンドについては、「ロード・オンデマンドの使用」を参照してください。
この例のソース・コード一式は、以下のファイルにあります。
特定のレンダラーを使用してグラフィック・オブジェクトを作成している場合は、オブジェクトを描画するレンダラーを次にロードする場合と同じ方法で保存する必要があります。クラス IlvSDOLayer を使用すると、レイヤーに保存するレンダラー ( setFeatureRenderer を指定できます。
「色付き線のレンダラーの作成」で紹介した
ColorLineRenderer は、IlvPersistentObject を拡張して保存できる IlvFeatureRenderer インターフェースから派生します。
/**
* Writes this to specified stream.
*/
public void write(IlvOutputStream stream)
throws java.io.IOException
{
stream.write("attributeName",myAttributeName);
if (myColorModel instanceof IlvPersistentObject)
stream.write("colorModel",(IlvPersistentObject)myColorModel);
else
System.err.println("Warning : colormodel not saved");
}
public ColorLineRenderer(IlvInputStream stream)
throws IlvReadFileException
{
myAttributeName = stream.readString("attributeName");
try {
myColorModel = (ColorModel)stream.readPersistentObject("colorModel");
} catch (IlvFieldNotFoundException e) {
// Get default colormodel
myColorModel = IlvIntervalColorModel.MakeElevationColorModel();
}
}
}