座標ビューアー

座標ビューアー Bean は、 IlvJMouseCoordinateViewer クラスによって表されます。この Bean は、マウスが地図ビューを移動したとき、マウスの現在の座標を表示します。
座標ビューアーの例を、「座標ビューアー」に示します。
mapsprg_code16.gif
座標ビューアー

アプリケーションへの Bean の包含

座標ビューアー Bean をアプリケーションに含めるには、次のコード行を記述します。
IlvJMouseCoordinateViewer coordViewer = new IlvJMouseCoordinateViewer();
coordViewer.setView(view);

Swing 階層への Bean の追加

次のようにして、この Bean を Swing 階層に追加することができます。
panel.add(coordViewer, BorderLayout.SOUTH);
座標ビューアー Bean は次にマウス・モーション・リスナーをビューに付加し、マネージャーのプロパティーに応じて情報を表示します。
座標および高度は、 IlvDisplayPreferencesProperty 単位管理およびフォーマッターを利用して読解できるストリングに変換されます。
座標フォーマッターによりますが、緯度・経度・高度は単なるフィールドでない場合があります。例えば、UTM 座標系は、ゾーン、ゾーン番号、東方向および北方向情報を表示します。座標ビューアーは、JLabel HTML を使用して HTML テーブルとして座標の異なる部分を表示します。

表示のカスタマイズ

Bean の表示は、例えば次のようにしてカスタマイズできます。
coordViewer.setHtmlTableProperties("border=1 cellpadding=0 cellspacing=0");