DB2 空間データ・ソースの使用

> > > > > >

IlvDB2DataSource クラスは、DB2® 空間データベースから地理参照オブジェクトを読み取るための IlvMapDataSource です。これは、便利な方法ですべての操作 (データベースへの接続、機能の読み込み、グラフィック・オブジェクトへのレンダリング) をラップします。

DB2 空間データベースに保管されている地図を読み取るには、以下の手順に従います。

DB2 空間データベースに接続します。

IlvDB2ConnectionInfo theDB2Connection=new IlvDB2ConnectionInfo();
theDB2Connection.setHostName("server_hostname");        
theDB2Connection.setHostPort("50001");
theDB2Connection.setUser("a_db2_user");
theDB2Connection.setPassword("password");
theDB2Connection.setDatabaseName("database_name")

この接続をパラメーターとしてデータ・ソースを作成します。

// we want to fetch layer "A_DB2_USER.FLOODZONES.LOCATION.SRID=100002"
String layerName="A_DB2_USER.FLOODZONES.LOCATION.SRID=100002";
IlvDB2DataSource dataSource=new IlvDB2DataSource(DB2Connection, layerName);

レイヤーの一覧を取得するには、「レイヤー一覧の取得」を参照してください。

このデータ・ソースにパラメーターを設定してロード・オンデマンドを使用します (必要な場合)。

boolean useTiling = true;
int rowCount = 5;
int columnCount = 5;
dataSource.setTilingParameters(useTiling, rowCount, columnCount);

このデータ・ソースをビューのマネージャーに接続します。
```
dataSource.setManager(getView().getManager());
```
レイヤー・ツリーにデータ・ソース地図レイヤーを挿入します (まず、レイヤー・モデルをマネージャーのプロパティーから取得する必要があります)。
```
IlvMapLayerTreeModel mltm = IlvMapLayerTreeProperty.GetMapLayerTreeModel(v.getManager());
mltm.addChild(null, dataSource.getInsertionLayer());
```
データ・ソースをデータ・ソース・ツリーに挿入します。まず、データ・ソース・モデルをマネージャーのプロパティーから取得する必要があります。
```
IlvMapDataSourceModel dataSourceModel = 
IlvMapDataSourceProperty.GetMapDataSourceModel(manager);
dataSourceModel.insert(dataSource);
```
最後に、データ・ソース (複数のデータ・ソースがある場合は、モデル全体) を開始します。
```
dataSource.start();
```

現在のセクション

IBM 空間データベース・リーダー