ダイアグラムのデータ作成

ダイアグラムのデータ作成には、次のアイテムが含まれます。
  • データ・ソース
  • スタイル・シート
  • プロジェクト

データ・ソース

データ・ソースの役割は、表示するデータをダイアグラムに読み込み、そして変更が加えられた場合に元の場所に書き込むことです。
定義済みデータ・ソース・タイプがあります。フラット・ファイル (Designer のみ)、XML、および JDBC があります。
フラット・ファイル、XML や JDBC を使用できない場合、Java™ でのデータ・モデル・インターフェースを実装してデータにデータ・モデルを接続させることができます。

スタイル・シート

スタイル・シートは、CSS2 構文に従ったスタイル・ルールを通してグラフィック表示へのデータ・マッピングを制御します。これは、データ・モデルのオブジェクトをグラフィック・オブジェクトに変換する方法を定義します。
これらのルールを CSS2 構文を使用して記述できます。Designer を利用することもできます。Designer は、視覚的環境でスタイル・ルールを定義するのに役立ちます。Designer を利用すれば、CSS の知識は不要で、作成したスタイリングの表示をその場で確認できます。

プロジェクト

プロジェクトとは、スタイル・シートとデータ・ソースを関連付けたものです。ダイアグラムのインプットをグループ化します。プロジェクトは、XML ファイルとして拡張子 idpr (JViews Diagrammer プロジェクト・ファイル) で保存されます。
プロジェクトは通常、Designer によって生成され、データ・ソースからデータを読み込み、スタイル・シートを作成する編集ツールが利用できます。
アプリケーションにプロジェクトを読み込むことで、表示に利用できるダイアグラムを作成します。