ユーザー・インタラクション

データ・モデルにデータを取り込み、表記法を定義したら、ユーザーがダイアグラムと対話する方法を決める必要があります。
モデリング・アプリケーションでは、多種類のノード作成、さまざまな形のリンク作成、ユーザー定義プロパティーの設定、ノードおよびリンクの選択、ノードの移動、サブグラフの編集などのインタラクションが必要です、
JViews Diagrammer では、最も一般的な編集アクションを実装する幅広いインタラクターを提供しています。インタラクターがビューにインストールされると、ユーザー・イベントを処理し、変更をデータ・モデルに伝え、そしてビューをリフレッシュします。
モニター・アプリケーションでは、モデリング・アプリケーションで提案されたインタラクションのサブセットを必要とすることがよくあります。最も一般的なものは、ズーム、パン、そして選択です。モニター・アプリケーションでは、ほとんどの場合、選択はアプリケーション特有となっています。ユーザーがノードやリンクを選択すると、JViews Diagrammer がダイアログ・ボックスを開くとか、選択されたオブジェクトによって生成されたアラームをすべて選択するなどの特有の動作を行います。アプリケーションに特有のインタラクションを実装するには、SDK で提供されている文書化された API を使用して既存のインタラクションから新しいインタラクターを派生させる必要があります。