記号の利点

記号は再利用可能です。複数の GUI ユーザー・アプリケーションに簡単に統合できます。 再利用をより簡単にするために、記号はカテゴリーに整理されてパレットに保管されます。 パレットとは、そこから記号を選び出し、Rogue Wave® JViews Diagrammer Symbol Editor、Rogue Wave JViews Diagrammer または Rogue Wave JViews Diagrammer Dashboard Editor を使用して他の記号またはアプリケーションに追加することのできるコンテナーです。 これは、GUI エディターで開いたパレットからアプリケーションの描画領域に記号をドラッグ・アンド・ドロップすることで、視覚的に行われます。
Rogue Wave には、記号、ダイアグラムおよびダッシュボードの編集アプリケーションを作成するために使用される GUI コンポーネントがあります。 パレットを表示する場合は、IlvPalette のコンテンツが Java™ Swing IlvPaletteViewer インスタンスに表示されます。 ビューアーの 3 つの定義済みタイプが提供されます。
開いたパレットを複数取り扱うアプリケーションでは、 IlvPaletteManager コンポーネントを使用します。IlvPaletteManager には、 複数の IlvPalette インスタンスが含まれます。IlvPaletteManager は、 IlvPaletteManagerViewer インスタンスとリンク可能です。 これにより、ユーザーは、現在の選択パレットを選択して表示することができます。
記号には、以下のような利点があります。
  • 定義済みの外観と動作
  • Symbol Editor を使用して作成が容易
  • アプリケーションでの統合が容易
  • 高度にカスタマイズ可能