記号は、変化するデータの動的表現を提供するために使用されるグラフィック・オブジェクト、パラメーター、および条件の集合です。
CSS ファイルは、形状、テキスト、IVL ファイル、イメージ、および記号の構成に使用される他の記号のタイプおよび位置を含めて、記号を表すのに必要な情報を保存するために使用されます。記号データは、パレット・ファイル構造内に保存されます。パレットは、
標準の Java™
.jar
アーカイブ・ファイルに保管されます。
作成した記号は、Designer、Dashboard Editor などの他の Rogue Wave® JViews 製品にインポートするか、
Rogue Wave JViews Java API を直接使用することによって操作します。記号内の要素は、特定の情報を表すように静的にすることも、また、外部データ・ソースから抽出された値に応じて状況を表示するように動的にすることもできます。
例えば、ネットワーク構造を示す PNG イメージを使用し、色を変更できる要素を追加してネットワーク内のハブ上の帯域幅を示すことができます。
記号の使用についての他の例を以下に示します。
- マップ上のインディケーター (気象条件、興味深い場所、道路交通情報など)。
- ダッシュボード上のゲージ、スライダー、VU メーター。
- SCADA アプリケーションの状況インディケーターおよびアラーム。
記号には、インタラクターが含まれます。インタラクターは記号でのマウス・イベントを listen し、マウスの動きを使用して記号パラメーターの値を変更します。
パラメーターを変更すると、その結果、そのパラメーターがバインドされているグラフィック要素が変更されます。
インタラクターを使用することで、以下のように、ユーザー入力に反応する記号を作成することができます。
- 音量を調節するスライダーまたはダイヤル。
- グラフィック・イコライザーでオプションを使用可能/使用不可に設定するボタン。