Composite レンダラー

Composite レンダラーは、ノードおよびリンクを表す記号および複合グラフィックのサポートを提供します。 具体的には、これにより以下のことが可能になります。
  • 複合グラフィックの任意の子に定義された事前定義の操作に対して Swing アクションを実行する。
  • リンクの接続先の子を定義する。
以下のコード引用で、Composite レンダラーを使用可能にする方法を示します。
SDM {
  Composite: "true";
}
以下の表に、Composite レンダラーのオブジェクトごとのプロパティーをリストします。
Composite レンダラーのオブジェクトごとのプロパティー
プロパティー
タイプ
デフォルト
説明
LinkConnectionRectangle
整数
-1
複合グラフィックのインデックス・プロパティー children で使用されるインデックスを指定します。 リンクは、このプロパティーによって定義された位置の子のバウンディング・ボックスの最も近いエッジに接続されます。 このプロパティーは、タイプがノードのオブジェクトに対して定義されます。
FromCompositePin
ストリング
null
リンクのソースを接続するために使用される、複合グラフィックの装飾の名前を指定します。 このプロパティーは、タイプがリンクのオブジェクトに対して定義されます。
FromCompositePinPosition
ストリング
中央
装飾のこの位置にソースを接続します。このプロパティーは、タイプがリンクのオブジェクトに対して定義されます。
ToCompositePin
ストリング
null
リンクのターゲットを接続するために使用される、複合グラフィックの装飾の名前を指定します。 このプロパティーは、タイプがリンクのオブジェクトに対して定義されます。
ToCompositePinPosition
ストリング
中央
装飾のこの位置にターゲットを接続します。このプロパティーは、タイプがリンクのオブジェクトに対して定義されます。
以下のコード引用で、リンク接続矩形を構成する方法を示します。
node {
  LinkConnectionRectangle: 0;
}
以下のコード引用で、リンクの接続に使用する装飾を指定する方法を示します。
link {
  FromCompositePin:"decoration";       // use the name defined above
  FromCompositePinPosition:"Center";
  ToCompositePin:"decoration";         // use the name defined above
  ToCompositePinPosition:"Center";
}
詳しくは、クラス IlvCompositeRenderer を参照してください。