一般ノードは、左上隅に「装飾」グラフィックを表示できます。 装飾は、オブジェクトの状態を表すために使用される小さなグラフィック・オブジェクトです。 例えば、アイコンを使用して、ワークフロー・アクティビティーの処理中にエラーが発生したことを示すことができます。
装飾をノードに追加するには、decorations プロパティーを設定します。 プロパティーの値は、IlvGraphic オブジェクトの配列です。
以下のコード例で、IlvShadowLabel オブジェクトである装飾を追加するスタイル・シートの抜粋を示します。
スタイル・シートでのノードへの装飾の追加
node[status="error"] {
    decorations[0] : "@Subobject#errorDecoration";
}
Subobject#errorDecoration {
    class      : "ilog.views.sdm.graphic.IlvGraphicFactories$ShadowLabel";
    IlvRect    : "0,00,20,20";
    label      : "E";
    foreground : "red" ;
    background : "white" ;
}
装飾は常にノードの左上隅に表示されます。最初の装飾の左上隅は、ノードの左上隅に位置合わせされています。 複数の装飾を使用した場合は、2 番目以降の装飾は右にシフトされます。