ノードでのラベルに対して以下のフィーチャーを使用できます。
ラベル・ストリング
label
プロパティーは、ノードのラベルによって表示されるストリングを制御します。ノードにラベルを表示しない場合は、ラベルを空ストリング (
""
) に設定できます。複数行ラベル
ラベルには複数の行を設定できます。複数行ラベルを定義するには、
label
プロパティーの値内に単に改行文字 (\n
) を入れて行を区切ります。複数行ラベルの整列は、プロパティー
labelAlignment
によって制御されます。
このプロパティーは、値 Left
(左寄せ)、Center
(中央寄せ)、
または Right
(右寄せ) を取ることができます。複数行ラベルの行間スペースは、プロパティー
lineSpacing
によって制御されます。ラベル位置
labelPosition
プロパティーは、形状を基準としたラベルの配置を制御します。
このプロパティーは、インターフェース IlvDirection によって定義された値を取ることができます。
例えば、labelPosition
を Top
に設定すると、
ラベルは形状の上に配置されます。Center
は形状の内側にラベルを配置します。
デフォルト位置は Bottom
です。形状とラベルの間のスペースは、プロパティー
labelSpacing
によって制御されます。自動折り返し
labelMode
プロパティーが WORD_WRAP
に設定されている場合は、
ラベルは、形状の幅に合わせて複数行に自動分割されます。wordWrapChars
を設定することで、単語の折り返しによる切断が許可される文字を選択できます。
自動折り返しモードでは、ラベル内の改行文字は無視されます。以下のように、プロパティー
labelMargin
は、単語の折り返しがアクティブであるときの形状のボーダーとラベルの間に残すマージンを制御します。- ラベルが形状の内側にある場合は、ラベルは、マージンの 2 倍分、形状よりも幅が狭くなります。
- ラベルが形状の外側にある場合は、ラベルは、マージンの 2 倍分、形状よりも幅が広くすることができます。
切り捨て
labelMode
プロパティーが TRUNCATE
に設定されている場合は、
ラベルは、形状の幅に合わせて自動的に切り捨てられます。
これは、ラベルが切断されて複数行に分割される自動折り返しモードとは異なり、単なる切り捨てであり、切り捨てられたラベルは常に単一行になります。プロパティー
labelMargin
は、WORD_WRAP
モードと同様に、形状のボーダーと (切り捨てられた) ラベルの間に残るマージンを制御します。ラベルの端は、ストリング「
...
」によって置き換えられます (このサフィックスは、
メソッド setTruncatedLabelSuffix
を使用して変更できます)。ズーム
labelZoomable
プロパティーが "true"
に設定されている場合には、
ビューを拡大するとラベルが大きくなり、ビューを縮小するとラベルが小さくなります。
labelZoomable
プロパティーが "false"
に設定されている場合は、
ラベルのサイズは変化しません。ビューの拡大/縮小時に特定のズーム・レベルを超えるとラベルが表示されないようにすることができます。
プロパティー
minLabelZoom
は、縮小時にラベルが表示されなくなる最小ズーム・レベルを指定します。
プロパティー maxLabelZoom
は、拡大時にラベルが表示されなくなる最大ズーム・レベルを指定します。
labelScaleFactor
により、ラベルに倍率を適用できます。ラベルのフォント、色、およびアンチエイリアシング
プロパティー
labelFont
および labelColor
は、ラベルのフォントおよび色を制御します。プロパティー
labelAntialiasing
は、アンチエイリアシングを使用してラベルを描画するかどうかを決定します。