プロパティー
fillStyle
、fillColor1
、
fillColor2
、fillStart
、fillEnd
、
fillAngle
、および fillTexture
は、
形状で色がどのように使用されるかを制御します。fillStyle
プロパティーは、形状を塗りつぶすために使用される Paint オブジェクトのタイプを指定します。
使用可能な値を以下にリストします。 fillStyle : “SOLID_COLOR”; |
![]() |
fillStyle : “LINEAR_GRADIENT”; |
![]() |
fillStyle : “RADIAL_GRADIENT”; |
![]() |
fillStyle : “TEXTURE”; |
![]() |
以下のように、
fillColor1
プロパティーおよび fillColor2
プロパティーは、使用される色を指定します。SOLID_COLOR
モードの場合、形状はfillColor1
で塗りつぶされます。LINEAR_GRADIENT
モードおよびRADIAL_GRADIENT
モードの場合、 グラデーションはfillColor1
で始まり、fillColor2
で終わります。fillStyle : “LINEAR_GRADIENT”;fillColor1 : “blue”;fillColor2 : “red”;fillStyle : “RADIAL_GRADIENT”;fillColor1 : “blue”;fillColor2 : “red”;
LINEAR_GRADIENT
および RADIAL_GRADIENT
モードでは、
fillStart
、fillEnd
、および fillAngle
の各プロパティーはグラデーションのジオメトリーを定義します。グラデーションは、P1 と P2 と呼ばれる 2 つの点によって定義されます。以下の図で、各プロパティーの意味について説明します。以下の図に、線形グラデーションのジオメトリーを示します。
![青色から赤色への線形グラデーションを示すスナップショット。
点 P1 は、青色塗りつぶし色領域の中央にある明るい青色の線上にあります。
図の左端から 0.25 単位離れた fillStart 点として示されています。
点 P2 は、赤色塗りつぶし色領域の中央にある明るい赤色の線上にあります。
図の左端から 0.75 単位離れた fillEnd 点として示されています。
塗りつぶし角度は 30 度に設定されています。](../../JViews_Diagrammer/usrextdiag/_media/grad_00316_default.gif)
線形グラデーション
なお、線形グラデーションは常に「reflect」モードであるため、P1 から P2 の線分の外側では
fillColor1
から fillColor2
に繰り返し切り替わります。以下の図に、放射グラデーションのジオメトリーを示します。
![青色から赤色への放射グラデーションを示すスナップショット。
点 P1 は、青色塗りつぶし色領域を構成する円の明るい青色の中心にあります。
図の左端から 0.25 単位離れた fillStart 点として示されています。
点 P2 は、青色塗りつぶし色領域を囲む最初の赤色のリングの中心にあります。
図の左端から 0.75 単位離れた fillEnd 点として示されています。
塗りつぶし角度は 30 度に設定されています。](../../JViews_Diagrammer/usrextdiag/_media/grad_00417_default.gif)
放射グラデーション
fillTexture
プロパティーは、TEXTURE
モードのテクスチャーとして使用するイメージ・ファイルの URL を指定します。