原子と結合は、アプリケーションで
Java ™
クラスの
Atom および Bond によって表現されます。
これらのクラスは、JavaBeans™
の規則に従っています。例えば、
Atom クラスには symbol と呼ばれるプロパティーがあり、これは、要素の省略された記号を表します。このプロパティーには、メソッド
setSymbol と getSymbol を介してアクセスすることができます。Atom クラス
以下のコード例は、
Atom クラスの一部分を示しています。Atom クラスの Bean プロパティー
/**
* A class that represents an atom.
*/
public class Atom
{
...
private String symbol;
public String getSymbol()
{
return symbol;
}
public void setSymbol(String symbol)
{
this.symbol = symbol;
}
}
また、
Atom クラスには、name プロパティー (要素の名前) と id プロパティーもあります。ID プロパティーは、分子内の原子を識別します。
Bond クラス
Bond クラスには、結合によって結び付けられた 2 つの原子の ID を含む 2 つのプロパティー firstAtom および secondAtom があり、さらに、値 single または double を持つことができる type プロパティーがあります。
Molecule クラス
分子は、クラス
Molecule のインスタンスによって表されます。
分子には、原子のリストと結合のリストが含まれます。以下のコード例は、
Molecule クラスを示しています。Molecule クラス内のオブジェクトの配列
public class Molecule
{
private ArrayList atoms = new ArrayList();
private ArrayList bonds = new ArrayList();
public Atom[] getAtoms()
{
return (Atom[]) atoms.toArray(new Atom[0]);
}
public Bond[] getBonds()
{
return (Bond[]) bonds.toArray(new Bond[0]);
}
}