概要
Rogue Wave® JViews Diagrammer においてデータ・モデル という用語は、プロパティーを持つオブジェクトの階層にアクセスするメソッドを定義するインターフェースを指します。
これは、必ずしも、ビジネス・オブジェクト・タイプが Java™
クラスによって表されることを意味しているわけではありません。
ビジネス・オブジェクト・タイプを表す Java クラスがある場合、その上にデータ・モデル・インターフェースを実装することができます。そのような Java クラスがまだない場合は、Java クラスなしでデータ・モデル・インターフェースを実装することができます。
Rogue Wave JViews Diagrammer は、すべてのビジネス・オブジェクトに関する情報にデータ・モデルを使用し、そのモデル・オブジェクト状態に応じてグラフィック・オブジェクトを作成します。
1 つのモデル・オブジェクトを表すのは、多くても 1 つのグラフィック・オブジェクトであることに注意してください。
既存のビジネス・オブジェクトとのインターフェースにデータ・モデルを実装することが、すなわちデータを複写する必要があるという意味ではありません。
適切なデータ・モデルを既存のデータ・オブジェクトの上に直接実装することができます。
これを行うには、
IlvSDMModel
インターフェースを実装するクラスを作成する必要があります。パッケージ
ilog.views.sdm.model にある既存のクラスを基本クラスとして使用することができます。