JViews Diagrammer を使用して作成されたグラフィック・コンポーネントは、
Eclipse™
プラグインまたは
RCP (Eclipse Rich Client Platform) プラグインとしてデプロイすることができます。シン・クライアント・アプローチと同様に、
グラフィック・コンテンツ、スタイリング、およびデータ・ソースへの接続は Eclipse 下で再利用することができます。
一番の課題は、グラフィック・パネルを統合して、Eclipse フレームワークとのインタラクションを管理することです。
Eclipse 3.0 以降、Swing ベースのコードを Eclipse アプリケーション内で動作させることが SWT-AWT ブリッジを使用して可能になりました。
このブリッジは、
org.eclipse.swt.awt
パッケージに入っているもので、
Eclipse と Swing ウィジェットの間の非常に単純なインターフェースを提供します。
Swing コンテナーが SWT ウィジェットの内部で作成されていれば、すべての AWT/Java 2D™
のプリミティブを呼び出すことができます。
このブリッジは、JDK 1.5 以降でのみ動作することに注意してください。
samples
ディレクトリーに、そうした統合の例があります。
ソース・コードが提供されているので、統合パッケージを実際の要件に合わせて発展させることができます。
また、JViews Diagrammer は、Eclipse または RCP 内でダイアグラムとダッシュボードを表示するための独自のブリッジ、
IlvSwingControl
も提供しています。
詳細については、『Eclipse RCP アプリケーションでの JViews 製品の使用』を参照してください。