ユーザー・インターフェース・コンポーネント

Rogue Wave® JViews Diagrammer には、1 つ以上の IlvDiagrammer オブジェクトを含む Swing GUI の開発を容易にするために設計されたクラスのセットが付随しています。 これらのクラスは、パッケージ ilog.views.diagrammer.application に含まれています。

アクション

クラス IlvDiagrammerAction は、 IlvDiagrammer オブジェクトに作用する Swing アクションの基本クラスです。 主要な IlvDiagrammer メソッドを呼び出す定義済みのアクションのセットが用意されています。

ツールバー

クラス IlvDiagrammerToolBar は、IlvDiagrammerAction インスタンスのセットを受け入れる Swing JToolBar です。 サブクラスの IlvDiagrammerViewBarIlvDiagrammerEditBar には、ダイアグラムの制御と編集を行う定義済みのアクションが含まれています。
クラス IlvDiagrammerPaletteBar は、ダイアグラムの編集に使用できるように設計されています。この中に、サンプル・オブジェクトのセットに従って、新しいノードとリンクを作成するアクションを設定できます。

メニュー

クラス IlvDiagrammerMenu は、 IlvDiagrammerAction インスタンスのセットを受け入れる Swing JMenu です。サブクラスの IlvDiagrammerFileMenuIlvDiagrammerEditMenuIlvDiagrammerOptionsMenu および IlvDiagrammerHelpMenu には、ダイアグラムの制御と編集、オプションの設定、およびアプリケーションのヘルプへのアクセスを実行する定義済みのアクションが含まれています。 クラス IlvDiagrammerMenuBar は、すべての定義済みメニューを含む完全な定義済みメニュー・バーです。

概要

クラス IlvDiagrammerOverview は、ダイアグラムの縮小ビューを表示します。これをダイアグラム・コンポーネントのズーム機能と使用すると、大きいダイアグラムのどの部分を表示するか制御できます。

ツリー

クラス IlvDiagrammerTree は、ダイアグラムのデータ・モデルに含まれるノードとリンクを表示する Swing JTree です。 このツリーは、ダイアグラム内のオブジェクトを表示したり選択したりできる代替方法です。

プロパティー・シート

クラス IlvDiagrammerPropertySheet は、ダイアグラムの選択したオブジェクトのプロパティーを表示する Swing JTable です。 このプロパティー・シートを使用して、データ・モデル内のオブジェクトのプロパティーを表示し、編集します。

クラス IlvDiagrammerTable は、ダイアグラム内のすべてのオブジェクトのプロパティーを表示する Swing JTable です。 これは、データ・モデルの全体的な表示のために使用します。

アプリケーション・クラス

クラス IlvDiagrammerApplication は、アプリケーション・パッケージ内のコンポーネントを使用して構築される、完全な Swing アプリケーションです。 このクラスを使用すると、1 つ以上のダイアグラムを表示 (オプションで編集) することができます。 以下のコード例は、このクラスで java コマンドを呼び出してアプリケーションを起動する方法を示しています。
JViews Diagrammer アプリケーションの起動
java ilog.views.diagrammer.application.IlvDiagrammerApplication
CLASSPATH 環境変数には、Rogue Wave JViews Diagrammer 製品と JViews Framework パッケージの JAR ファイルが含まれている必要があります。
JViews Diagrammer アプリケーションは、アプレットとして起動することもできます。HTML の applet タグで IlvDiagrammerApplication をアプレット・クラスとして指定します。