コンテンツ・オン・デマンド機能により、SDM モデルは、そのオブジェクト・コンテンツのロードを遅らせることによって、リソースを節約することができます。
これには、空のモデル・オブジェクトはメモリーおよび時間の占有量が低いこと、および低質のグラフィック・オブジェクトでレンダリングされることが前提となっています。
コンテンツ・オン・デマンドにより、必要なときに塗りつぶして、不要になったら空にするということが可能になります。
コンテンツ・オン・デマンド機能のクラスはパッケージ
ilog.views.sdm.modeltools
にあります。
エントリー・ポイントはクラス IlvContentController です。
通常、コンテンツ・オン・デマンドはズーム・リスナーに関連付けられます。
このため、膨大な数の空のオブジェクトを含む地図の管理が可能になります。
一定のしきい値から始めて、ユーザーが拡大すると、可視オブジェクトのみが塗りつぶされます。
関心のある領域外のオブジェクトはロードされません。
コンテンツ・オン・デマンドのサンプルが <installdir>/jviews-diagrammer89/samples/diagrammer/content-on-demand/index.html にあります。
詳しくは、「コンテンツ・オンデマンド」を参照してください。