Composite Graphics 機能は、複数の可能なレイアウトの 1 つに従って、単純なグラフィック・オブジェクトを結合し、より複雑なグラフィック・オブジェクトを構築する場合に役立つクラスのセットから成ります。
複合グラフィック・オブジェクトは動的に変更して、子要素を追加あるいは削除することができます。
この機能は、ネストされた複合グラフィックスをサポートし、複合グラフィックスでは、子要素自身が複合グラフィック・オブジェクトになります。
Rogue Wave® JViews Diagrammer において、
複合グラフィック・オブジェクトは、 IlvSDMCompositeNode のインスタンスです。このクラスは、SDM パッケージにありますが、これは JViews Framework クラスである、
IlvCompositeGraphic のサブクラスです。以下のクラス・ダイアグラムを参照してください。
![IlvCompositeGraphic のクラス関係を示す UML ダイアグラム。](../../JViews_Diagrammer/usrextdiag/_media/diaext_compositeclasses3_default.png)
Rogue Wave JViews Diagrammer で使用可能な複合グラフィックス・クラス
複合グラフィックは、子グラフィックスで構成され、子グラフィックスは、レイアウト・マネージャー
IlvLayoutManager による複合レイアウトに従って配置されます。
それぞれの子は、 IlvGraphic オブジェクトまたはそれ自身が IlvCompositeGraphic オブジェクトです。
考えられるレイアウト・クラスは、以下のように 3 つあります。
これらのクラスは、パッケージ ilog.views.graphic.composite.layout にあります。
IlvSDMCompositeNode では、複数の異なるレイヤーに子グラフィックスを持つことができます。この機能により、1 つの子を常にトップに維持することができます。
Rogue Wave JViews Diagrammer では、スタイル・シートを使用して、
複合グラフィック・オブジェクトを作成できます。
Java 用 CSS 構文が拡張されて、複合グラフィックスの概念を扱えるようになっているためです。