ユーザー定義の強調表示効果の作成

例えば、使用している色スキームなどのために既定の効果を使用したくない、または使用できない場合、独自の IlvHoverHighlightingImageOperation インスタンスを構築することもできます。
このクラスを使用して、オブジェクトを強調表示するときに使用する Java2D イメージ操作を定義することができます。強調表示中に通常のオブジェクト表示も実行したい場合、強調表示するオブジェクトとその不透明度 (またはアルファ) を指示するフィルターを提供するメソッドも含まれています。
例えば、ぼかし効果を増やし、透明度を半分にし、その効果を非グラフィック・バッグ・オブジェクトのみに適用する操作は、次のようになります。
float[] blur5Kernel = new float[5 * 5];
    for (int i = 0; i < blur5Kernel.length; i++) {
      blur5Kernel[i] = 1f / blur5Kernel.length;
    }
  IlvHoverHighlightingImageOperation myOperation=new
          IlvHoverHighlightingImageOperation(
            new ConvolveOp(new Kernel(5, 5, blur5Kernel)), 1));
  myOperation.setAlpha(0.5f);
  myOperation.setHighlightFilter(new 
IlvHoverHighlightingImageOperation.NonGraphicBagFilter());
setHoverHighlightingImageOperation を使用して、マネージャー上で操作インスタンスを設定することができます。このモードは、マネージャーで「カスタム」として認識されます。