レイヤー

マネージャー内のグラフィック・オブジェクトを整理するには、これらのオブジェクトをレイヤーと呼ばれる複数の格納場所に置きます。
レイヤーに保存された各グラフィック・オブジェクトはそのレイヤーに対して固有のもので、そのレイヤーにのみ保存できます。
IlvManager クラスのインスタンスは、Rogue Wave® JViews クラスから導き出された 1 セットのグラフィック・オブジェクトを処理します。この JViews クラスの名前は IlvGraphic です。マネージャー全体で保存された異なるグラフィック・オブジェクトは、すべて同じ座標系を共有しています。このため、マネージャーはさまざまな優先度レベルで配置されたオブジェクトを処理するように設計されています。ここでの 「優先度レベル」 とは、上位の画面レイヤーに保存されたオブジェクトは下位レイヤーのオブジェクトの前に表示されるということを意味します。