CSS 関数 stateInteractor() および numericInteractor() を使用すると、記号のインタラクションについてより詳細な処理が可能になります。
これらの関数には、2
つのオプションのパラメーターがあります。最初のパラメーターは、読み込みモードと書き込みモードの両方でインタラクション値を保持するモデル属性の名前です。2
つ目のパラメーターは、モデル属性がまだ存在しない場合の初期値です。
最初のパラメーターを指定しない場合、内部変数が使用されます
(実際にはグラフィック・オブジェクトのプロパティー)。これは、モデルがインタラクションの影響を受けることが望ましくない場合に有効です。
これらの関数は、インタラクションの実行時に ActionListener を呼び出すことができます。これを行うには、関数自体の中で addActionListener() を使用します。addActionListener を参照してください。
例
「パラメーター」タブで、(
push_state
などの)
インタラクター・パラメーターに以下の値を設定します。- numericInteractor(test, 40): ダイヤルまたはスライダーに対する数値型のインタラクション値。この値はモデル属性
test
を変更し、モデルでtest
の値が定義されていない場合のデフォルト値は 40 です。 - numericInteractor(, 80): ダイヤルまたはスライダーに対する数値型のインタラクション値。この値はモデルには影響せず、デフォルト値は 80 です。
- stateInteractor(state): ボタンに対するストリング型のインタラクション値。この値はモデル属性
state
を変更します。デフォルト値はstate
によって与えられます。