地図データのエクスポート

他のソフトウェアで使用できる標準形式を使用して地図または地図の一部をエクスポートする場合は、地図データのエクスポートが便利です。例えば、一部のソフトウェアでは、特定の形式は読み込むことができませんが、一般的に使用されている基本的なシェープファイルは使用できます (「Shapefile 形式」および「GeoTIFF 形式」を参照)。また、このツールで提供されている豊富な地図に加えて、Google Earth™ を使用して地図を視覚化したり、共有する場合があります。
3 つのベクトル形式のエクスポーター (シェープ、Oracle® 、および KML) と 2 つのラスター形式のエクスポーター (GeoTIFF および KML) が提供されていますが、他のエクスポーターを開発してこの機能を拡張したり、独自の形式にエクスポートできます。
Oracle データベースにエクスポートすると、他のソフトウェアで地図データを使用できるだけでなく、Oracle レイヤー・インポート・オプションをユーザーの JViews Maps で使用することもできます。Oracle データベース機能を使用すると、異なるマシン上に同じファイルをインストールしないで複数のユーザー間でデータを共有することができます。
ファイルのエクスポートは、次の図に示す「地図のエクスポート」ウィンドウを使用して実行されます。
「地図のエクスポート」ウィンドウ
「地図のエクスポート」ウィンドウ
「限界」 ペインを使用すると、地図の中の選択した部分をエクスポートすることができます。表示されているボタンを使用して、地図ビューにエクスポートする領域を選択できます。この領域と交差するすべてのグラフィック・コンポーネントがエクスポートされます。
ベクトル形式のエクスポーターを使用すると、シェープ (形状) ファイル、Oracle ファイル、および KML ファイルを、ラスター形式のエクスポーターを使用すると GeoTIFF および KML ファイルをエクスポートできます。4 つのエクスポーターは、以下のようにファイルをエクスポートします。
  • 「シェープへのエクスポート」エクスポーターは、「地図レイヤー」ペインで選択した各ベクトル・レイヤーについて 1 つのシェープファイルをエクスポートされます。
  • 「GeoTIFF へのエクスポート」エクスポーターは、「地図レイヤー」ペインで選択したラスター・レイヤーに含まれる各画像について 1 つの GeoTIFF 画像をエクスポートします。
  • 「Oracle へのエクスポート」エクスポーターは、「地図レイヤー」ペインで選択した各レイヤーについて 1 つの Oracle レイヤーをデータベースにエクスポートします。
  • 「KML へのエクスポート」エクスポーターは、KML 説明 (XML ベース) およびラスター画像 (PNG 形式に変換済み) などのファイルのセット、またはそのセットを単一ファイルに圧縮した KMZ ファイルのいずれかをエクスポートします。
階層ツリーで複数のレイヤーを選択できます。「設定」 ボタンを使用すると、地図データをエクスポートする対象フォルダーを設定することができます。
地図データのエクスポートの詳細は、「データ・ソースのエクスポート」を参照してください。