印刷ユーザー・インターフェース・コンポーネント

print パッケージでは、 ドキュメントのプレビューや、ページ書式、ヘッダー、 フッターなどのドキュメント・プロパティーの設定のためのユーザー・インターフェース・コンポーネントを提供します。
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印刷プレビュー・コンポーネント

印刷対象のドキュメントをプレビューする場合は、以下のクラスを使用します。
以下は、IlvPrintPreviewPanel を含む IlvPrintPreviewDialog を表すイメージです。
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連続モードの印刷プレビュー
「印刷プレビュー」ユーザー・インターフェース・コンポーネントは、2 つのメインモードで機能します。連続モードの印刷プレビュー は、連続モードの「印刷プレビュー」パネルです。
このモードの場合、プレビュー・コンポーネントは、複数のページを一度に表示します。ユーザーは、スクロール・バーを使用してページを前後にスクロールできます。また、このモードでは、ズーム・レベルのコンボ・ボックスを使用してズーム・レベルを変更することもできます。
もうひとつのモードは、単ページ・モードです。このモードで一度に表示できるのは 1 ページのみですが、スクロール・バーを使用してページ間を移動できます。
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単ページ・モードの印刷プレビュー
単ページ・モードでもページの拡大/縮小を行えます。 「ズーム」ボタンを使用して (またはそのビューをクリックして)、 ページ・サイズをコンポーネントに合わせたズーム・モードから、 ページを実寸で表示するモードに切り替えることができます。
ほとんどの場合、インスタンスを作成して、それらのコンポーネントを管理する必要はありません。上位レベルのクラス IlvPrintingController を使用すると、ほとんどの印刷処理や設定を行うことができます。

ページ・セットアップ・コンポーネント

クラス IlvDocumentSetupDialog は、ページ書式、ヘッダー、フッターなど、ドキュメントのさまざまなパラメーターを編集できるダイアログ・ボックスです。
このダイアログ・ボックスは、2 つのタブを含む JTabbedPane で構成されます。 1 つはページ書式を変更するためのタブ、もう 1 つはヘッダーとフッターを変更するためのタブです。
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ページ・セットアップ
このコンポーネントは、特定のニーズに合わせてカスタマイズできます。ドキュメントの専用クラスの追加パラメーターを編集する必要がある場合、addTab(java.lang.String, java.awt.Component) メソッドを使用して新しいタブを追加できます。
ほとんどの場合、インスタンスを作成して、IlvDocumentSetupDialog を管理する必要はありません。上位レベルのクラス IlvPrintingController を使用すると、ほとんどの印刷処理や設定を行うことができます。