セッション・パーシスタンス

Web サーバーは、多くの場合、従来のサーバーのクラスタリングおよびフェイルオーバー手法で一般的に使用されるセッション・パーシスタンス・メカニズムを実装します。
多くの場合、JViews JSF コンポーネントは、一般的にパーシスタントにすることができないために HTTP セッションに格納されるビュー関連の抽象化に関連するため、シリアライズ可能ではありません。
この不整合に起因する通常のシリアライゼーションの警告を回避するために、JViews JSF ベースのアプリケーションのセッションのシリアライゼーション・メカニズムを無効にすることができます。
Web アプリケーション・レベルで TOMCAT のセッション・パーシスタンスを無効にするには、以下の手順に従います。
  1. ファイル context.xml を作成し、それを .war ファイルの META-INF ディレクトリーに格納します。
  2. TOMCAT 構成設定を使用して、セッションのシリアライゼーション・メカニズムを無効にします。
   <Context path="/your-application-path">
   <Manager className="org.apache.catalina.session.StandardManager"
            pathname=""/>
   </Context>
メモ
  1. TOMCAT 用のすべての JViews JSF サンプルは、このレベルでセッション・シリアライゼーション設定が既に無効になっています。
  2. これらの設定は、TOMCAT 7.0 以降に適用されます。
Web サーバー・レベルで TOMCAT のセッション・パーシスタンスを無効にするには、以下の手順に従います。
  • TOMCAT/conf/context.xml を変更して、セッション・マネージャー定義として次を使用します。
    <Manager pathname=""/>
    
メモ
これらの設定は、TOMCAT 7.0 以降に適用されます。
これらの設定について詳しくは、TOMCAT の構成に関する文書を参照してください。
Web サーバーのセッション・シリアライゼーションを無効にする方法について詳しくは、サーバーの構成に関する文書を参照してください。