必須設定
アプリケーション・サーバーの
web.xml で JSF アプリケーションに必要な標準の構成は、次のとおりです。
<servlet>
<servlet-name>Faces Servlet</servlet-name>
<servlet-class>javax.faces.webapp.FacesServlet</servlet-class>
<load-on-startup> 1 </load-on-startup>
</servlet>
<servlet-mapping>
<servlet-name>Faces Servlet</servlet-name>
<url-pattern>/faces/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
JViews JSF アプリケーションが正しく実行されるには、以下の 2 つの設定を追加する必要があります。
- JViews コントローラー・サーブレットJViews コントローラー・サーブレットは、JViews JSF アプリケーションで使用される各種リソース (JavaScript™ ライブラリー、イメージなど) のロードを担当します。しかし、より重要なことは、ビュー機能の最新状態および動的に生成したイメージをクライアントに提供することです。JViews コントローラー・サーブレットを宣言してマップする必要があります。これには、以下のコードを使用します。
<servlet>
<servlet-name>Controller</servlet-name>
<servlet-class>ilog.views.faces.IlvFacesController</servlet-class>
<load-on-startup> 1 </load-on-startup>
</servlet>
<servlet-mapping>
<servlet-name>Controller</servlet-name>
<url-pattern>/_contr/*</url-pattern>
</servlet-mapping>
ilog.views.faces.CONTROLLER_PATHこの設定により、適切な実行のために JViews JSF アプリケーションと適切に通信する JViews コントローラー・サーブレット用のカスタム<url-pattern>をユーザーが柔軟に定義できます。JViews コントローラー・サーブレットの<url-pattern>のコンテンツと一致 (ワイルドカード部分を除く) するilog.views.faces.CONTROLLER_PATHコンテキスト・パラメーターを設定する必要があります。例えば、JViews コントローラー・サーブレットのコード後に以下のコードを追加します。
<context-param> <param-name>ilog.views.faces.CONTROLLER_PATH</param-name> <param-value>/_contr</param-value> </context-param>
オプション設定
JViews Framework Faces では、以下のオプション設定を使用できます。
ilog.views.faces.CONTENT_LENGTH_ENABLED ilog.views.faces.CONTENT_LENGTH_ENABLED 設定により、JViews Faces コンポーネントのクライアント・サイドの表示を生成するために使用される基底のサーブレットがバッファー・モードでクライアントと対話するかどうかをユーザーが指定できます。具体的には、これは、サーバーがクライアント要求に応答するときのコンテンツ長に関する通信を可能にします。これにより、クライアントとサーバーの対話がより最適化されます。詳しくは、
javax.servlet.ServletResponse.setContentLength およびインターネット上の関連資料を参照してください。この設定は、コンテキスト・パラメーター機能を通して公開され、次のように設定できます。
<context-param> <param-name>ilog.views.faces.CONTENT_LENGTH_ENABLED</param-name> <param-value>true</param-value> </context-param>
メモ
オプションですが、この設定を常に
true に設定することをお勧めします。