IlvPattern および IlvColorPattern:パターン・クラス
パターンは、ピクセルあたり 1 ビットのみで定義され、モノクロにすることもカラーにすることもできます。詳細は、以下を参照してください。
モノクロ・パターン
モノクロ・パターンはIlvPattern クラスによって処理されます。利用可能なデータにより使い分ける、以下の 2 つのコンストラクターが提供されています。
IlvPattern(IlvDisplay* display,
IlvDim w,
IlvDim h,
unsigned char* data);
IlvPattern(IlvBitmap* bitmap);
最初のコンストラクターは、ピクセル幅が
w でピクセル高が
h のパターンを持つ新しい
IlvPattern オブジェクトを初期化します。このオブジェクトは、ビット値の
data 配列に格納されているデータを使用して塗りつぶされています。ピクセル値は左から右に、最上位ビットを最初に 16 ビット・ワードにパックします。そして各スキャン・ラインは上から下に格納し、補填して 16 ビットに合わせる必要があります。
2 つ目のコンストラクターは、新しい IlvPattern オブジェクトを、指定した bitmap モノクロ・イメージから初期化します。
以前定義したパターンを取得するには、メンバー関数 IlvDisplay::getPattern を使用します。
他のパターンは、Rogue Wave® Views 内であらかじめ定義されており、名前別にアクセスできます。
図 3.3 定義済みパターン・リソース
色のパターン
パターンには色を付けることもでき、IlvColorPattern クラスのインスタンスによって表されます。
Version 6.0
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