メモ: C++ プログラマーの方へ:数値は、C および C++ の整数および倍精度と同じ構文を持ちます。 それらの数値は、64 ビット倍精度浮動小数点数として表されます。 |
構文 | 効果 |
number.toString( ) | 数値をリテラルとして表す文字列を返します。 例: (14.3e2).toString() −> "1430" |
メモ: C/C++ プログラマーの方へ: これらの関数のほとんどは、標準ライブラリー関数をまとめたものです。 |
構文 | 効果 |
Math.abs(x) | x の絶対値を返します。 |
Math.max(x, y) Math.min(x, y) | Math.max(x, y) は x および y の大きい方の値を返し、Math.min(x, y) は両者のうちで小さい方を返します。 |
Math.random( ) | 0、包含的、および 1、排他的の中から擬似ランダム数値を返します。 |
Math.ceil(x) Math.floor(x) Math.round(x) | Math.ceil(x) は、x に等しいかまたはそれよりも大きい最小整数値を返します。 Math.floor(x) は、x に等しいかまたはそれよりも小さい最大整数値を返します。 Math.round(x) は、x の値に最も近い整数値を返します。 |
Math.sqrt(x) | x の平方根を返します。 |
Math.sin(x) Math.cos(x) Math.tan(x) Math.asin(x) Math.acos(x) Math.atan(x) Math.atan2(y, x) | Math.sin(x)、Math.cos(x) および Math.tan(x) は、ラジアン引数の三角関数を返します。 Math.asin(x) は、範囲 -PI/2 ~ PI/2 の x の逆正弦関数を返します。 Math.acos(x) は、範囲 0 ~ PI の x の逆余弦関数を返します。 Math.atan(x) は、範囲 -PI/2 ~ PI/2 の x の逆正接関数を返します。 Math.atan2(y、 x) は、a を範囲 -PI ~ PI の逆正接関数 y/x として計算して、直角座標 (x, y) を極 (r, a) に変換します。 |
Math.exp(x) Math.log(x) Math.pow(x, y) | Math.exp(x) は、指数関数 ex を計算します。 Math.log(x) は、ex の自然対数を計算します。 Math.pow(x, y) は、y 乗した x を計算します。 |
構文 | 値 |
NaN | NaN 値を含みます。 |
Infinity | Infinity 値を含みます。 |
Number.NaN | NaN と同じ。 |
Number.MAX_VALUE | 表現可能な最大数は、約 1.79E+308 です。 |
Number.MIN_VALUE | 表現可能な最小正数は、約 2.22E-308 です。 |
Math.E | オイラーの定数および自然対数の底は、約 2.718 です。 |
Math.LN10 | 10 の自然対数は、約 2.302 です。 |
Math.LN2 | 2 の自然対数は、約 0.693 です。 |
Math.LOG2E | e の底 2 の対数は、約 1.442 です。 |
Math.LOG10E | e の底 10 の対数は、約 0.434 です。 |
Math.PI | 円の直径に対する円周の比率 (円周率) は、約 3.142 です。 |
Math.SQRT1_2 | 2 分の 1 の平方根は、約 0.707 です。 |
Math.SQRT2 | 2 の平方根は、約 1.414 です。 |
メモ: C/C++ プログラマーの方へ: これらの演算子は、C および C++ のものと同じです。 |
構文 | 効果 |
x + y x - y x * y x / y | 通常の算術演算 例: 3 + 4.2 −> 7.2 100 - 120 −> -20 4 * 7.1 −> 28.4 6 / 5 −> 1.2 |
- x | 否定 例: - 142 −> -142 |
x % y | x Ä y の浮動小数点の余りを返します。 例: 12 % 5 −> 2 12.5 % 5 −> 2.5 |
x == y x != y | 演算子 == は、x および y が等しい場合に true を、そうでない場合に false を返します。 演算子 != は、== の逆です。 例: 12 == 12 −> true 12 == 12.1 −> false 12 != 12.1 −> true |
x < y x <= y x > y x >= y | 演算子 < は、x が y よりも小さい場合に true を、そうでない場合に false を返します。 演算子 <= は、x が y よりも小さいか等しい場合に true を、そうでない場合に false を返します。 例: -1 < 0 −> true 1 < 1 −> false 1 <= 1 −> true |
x & y x | y x ^ y | ビット演算 AND、OR および XOR。 x および y は、-2**32+1 ~ 2**32-1 (-2147483647 ~ 2147483647) の整数でなければなりません。 例: 14 & 9 −> 8 (1110 & 1001 −> 1000) 14 | 9 −> 15 (1110 | 1001 −> 1111) 14 ^ 9 −> 7 (1110 ^ 1001 −> 111) |
~ x | ビット NOT x は、-2**32+1 to 2**32-1 (-2147483647 to 2147483647) の整数でなければなりません。 例: ~ 14 −> 1 (~ 1110 −> 0001) |
x << y x >> y x >>> y | 2 進数シフト演算。 x および y は、-2**32+1 ~ 2**32-1 (-2147483647 ~ 2147483647) の整数でなければなりません。 演算子 << は左にシフトし、>> は右にシフトします (符号ビットは残ります)。また、>>> は、左からゼロにシフトしながら右にシフトします。 例: 9 << 2 −> 36 (1001 << 2 −> 100100) 9 >> 2 −> 2 (1001 >> 2 −> 10) -9 >> 2 −> -2 (1..11001 >> 2 −> 1..11110) -9 >>> 2 −> 1073741821 (1..11001 >>> 2 −> 01..11110) |