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Rogue Wave Views リーダー・フレームワーク
この章では、Rogue Wave® Views Maps リーダー・フレームワークを使って、地図データを表示する Rogue Wave Views アプリケーションを作成する方法について説明します。
Rogue Wave Views Maps では、航空写真、デジタル地図、多角形、線およびラベルなどの地図データをインポートしたり、IlvManagerIlvGrapher のような IlvManager のサブクラス内にある IlvGraphic オブジェクト群を使って、このようなデータ表現ができます。Rogue Wave Views Graphics Framework には、定義済みの豊富なグラフィック・オブジェクトが含まれており、それらのオブジェクトを使って、地図機能を表現することができます。このグラフィック・オブジェクト群は、コーディングによって、または Prototypes パッケージ付きの Rogue Wave Views Studio を使って強化することができます。
地図データは、さまざまな形式のある多様なデータ・ソースから派生しているため、Rogue Wave Views Maps では、元の形式に関わらず、データ表現のグラフィック・オブジェクトが容易に生成できる、高レベル・リーダー・フレームワークを提供しています。
この章は、次の 2 つの部分から構成されています。
*最初の部分では、Rogue Wave Views で地図データを表現する方法について説明します。ロードからグラフィカル・レンダリングまでプロセス全体について扱います。ここでは、以下のトピックを取り上げます。
*地図作成用のクラス:概要 では、リーダー・フレームワークの主要クラスを紹介します。
*地図機能 では、地図機能について説明します。地図機能は、ソース・ファイルから読み込んだときに地図データを表示するオブジェクトです。
*レンダラー では、レンダラーと、レンダラーの拡張方法について説明します。レンダラーは、地図機能を Rogue Wave Views グラフィック・オブジェクトに変換するために、使用するオブジェクトです。
*機能イテレーター では、機能イテレーターと簡単なリーダーのプログラミング法について説明します。機能イテレーターは、地図データの読み込みに使用するオブジェクトです。
*ターゲット投影図法を選択する では、地図投影図法をマネージャーに関連付ける方法について説明します。
*地図を Rogue Wave Views へロードする では、.ilv ファイルのロード方法について説明し、マップ・ローダーについて説明します。マップ・ローダーは、定義済み形式の地図データを Rogue Wave Views に非常に簡単にインポートできるクラスで、その拡張方法についても紹介します。
*後半では、以下のトピックを取り上げます。
*縮尺フィルター では、縮尺フィルターを使って、地図の縮尺セットに応じて情報を表示したり、非表示にする方法について説明します。

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