Rogue Wave Views Maps
Rogue Wave Views Maps は、複数のデータ形式、投影図法、および空間データの視覚化と管理を必要とするアプリケーション向けに開発された高度な地図作成機能をサポートする地図作成用パッケージです。
Rogue Wave Views Maps には、次のような機能が備わっています。
リーダー。Oracle 8i、Shape、DTED、および CADRG は次のパラグラフで説明するリーダー・フレームワーク・アーキテクチャーを使用します。
Shape リーダーは属性を、
CADRG リーダーはロード・オン・デマンドを管理し、さらに
DTED リーダーはロード・オン・デマンドとカラー・モデルを管理します。
リーダー・フレームワーク。Rogue Wave Views Maps アーキテクチャー により、新しいリーダーの開発が容易になります。このアーキテクチャーには、
地図機能 (OpenGIS のシンプル機能に準拠した、グラフィック表現のないオブジェクトの地図作成) のコンセプトと
レンダラー (地図機能をビュー・グラフィック・オブジェクトに結合するオブジェクト) のコンセプトが含まれています。あらかじめ定義されたレンダラーがいくつか用意されています。
投影図法。非常に正確なレンダリングと歪み補正のための地図作成要件を満たす、円柱、円錐、方位角系列など広範な投影図法。測地データによって、より正確な位置決めが可能になります。
ロード・オン・デマンド。この機能では、キャッシュ管理により、表示の必要がある場合のみデータをロードすることによって、特大サイズの地図の管理が可能になります。
定義済みコントロール。地図ベース・アプリケーション専用ガジェットが用意されています。この機能には、地図コントロール用の特化されたツールバー
(拡大/縮小、パン・ツール、選択ツール)、コンパス、目盛りなどが含まれます。これらの機能を使うには、Rogue Wave Views Gadgets パッケージが必要です。
マップ・ビルダー。このアプリケーションでは、データファイル、レイヤーの可視性フィルター、ロード・オン・デマンド用タイリングなどの機能を選択することによって、対話式に地図を作成できます。保存した地図は、アプリケーションで使用できます。また、すべてのロード・オン・デマンドとレイヤーの可視性機能は自動的に処理されます。
図 20 地図投影図法のサンプル
Version 6.0
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