キャッシュ機構

静的レイヤーのタイルは変更されないため、タイルをクライアント・サイドでキャッシュでき、サーバーと往復通信する必要なく直接再利用できます。
サーバー・サイドでは次のいくつかのキャッシュ戦略が考えられます。
  • キャッシュなし: サーバーは要求されるたびにイメージを生成します。
  • >動的キャッシュ: サーバーは生成されたタイルをすべてファイル・システムなどにキャッシュします。この戦略では、よく使用するタイルの応答時間が速くなり、またキャッシュのサイズを制限できます。
  • あらかじめ生成: 特定のズーム・レベルのタイル・セット全体または一部をあらかじめ生成でき、 動的に生成する必要なくサーバーがそれを直接返します。
クライアントとサーバーでキャッシュを効率的に管理するには、ズーム・レベルを固定する必要があります。適用するズーム・レベルが自由に選べる場合は、クライアントがキャッシュ・タイルを取得する可能性は極めて限られます。
ズーム・レベルの指定方法については、「クライアント・サイドの固定ズーム・レベルの指定」を参照してください。